糖尿病正しく知って健やかに生きる~1型糖尿病~
世界中で5億3,700万人が患う糖尿病。成人の10人に1人が抱えると言われるこの病気は、血糖値の異常によって様々な合併症を引き起こす可能性を秘めています。しかし、糖尿病に対する正しい理解は進んでいません。
そこで、テレビ新広島が主催するオンライン市民公開講座『正しく知って健やかに生きる~糖尿病~』では、糖尿病を患っている方だけでなく、糖尿病予備群の方、さらにはご家族や周囲の方にも、正しい知識を身につけていただくことを目指しています。
本講座では、糖尿病を大きく4つに分類したうちの1つである「1型糖尿病」に焦点を当て、専門医が詳しく解説します。
1型糖尿病とは?
1型糖尿病は、自己免疫反応によりインスリン分泌細胞が破壊されることが主な原因です。発症のピークは10~14歳くらいですが、どの年齢層でも発症する可能性があります。
1型糖尿病は、2型糖尿病のイメージでとらえられることが多く、社会的な認知度は低いのが現状です。しかし、適切な治療を行わなければ、深刻な合併症を引き起こす可能性もあるため、正しい知識を持つことが重要です。
1型糖尿病の治療法
1型糖尿病の治療では、インスリンを外から補うことが基本となります。従来は自己注射による方法が一般的でしたが、近年では、インスリンポンプや血糖値センサーなどの最新機器が登場し、生活の質を向上させることが期待されています。
インスリンポンプ
インスリンポンプは、皮膚にチューブを留置し、持続的にインスリンを注入する機械です。従来の自己注射に比べて、より細かくインスリンの量を調整することができ、血糖値を安定させる効果が期待できます。
血糖値センサー
血糖値センサーは、皮膚の下にセンサーを留置して持続的に血糖値を測定する装置です。これにより、頻繁に指先で採血する必要がなくなり、負担が軽減されます。
1型糖尿病と向き合って
1型糖尿病をもつことは、人生において様々な制限や苦労を伴う可能性があります。しかし、適切な治療と生活習慣の改善により、健康的に生活を送ることは可能です。
本講座では、1型糖尿病の治療法や最新機器、生活の注意点などを詳しく解説することで、患者さんやそのご家族が安心して生活できるよう、サポートいたします。
詳細情報
講座名: 正しく知って健やかに生きる~糖尿病~
日時: 11月14日(木)10時~
内容: 1型糖尿病の解説
視聴方法: オンライン配信
主催: 株式会社テレビ新広島
協賛: 沢井製薬株式会社
後援: 厚生労働省 / 広島県糖尿病協会
視聴はこちら: [講座視聴ページへのリンク]