医療4.0が開幕
2025-02-18 11:42:34

医療業界の革新をもたらす「医療4.0プラットフォーム構想」実証実験始動

医療業界の未来を描く新プロジェクト



オープングループ株式会社は、新たに発表した「医療4.0プラットフォーム構想」に基づく実証実験の第一フェーズを医療法人おひさま会との連携で成功させました。このプロジェクトは、医療業界におけるデジタル化の推進と、人手不足や効率性の向上に取り組むものです。実験は2024年9月から12月の3か月間行われました。

実証実験の概要


実証実験は、医療法人おひさま会の内部医療関係者を対象に行われ、主に以下の検証項目が設けられました。
1. 臨床現場や院内オペレーションでの定型業務の自動化
2. リモート診療を含む業務支援
3. RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とAIを用いた業務プロセスの自動化

使用されたツールには、RPAソリューション「BizRobo!」とAIを活用した大規模言語モデル(LLM)があります。この連携により、診療業務の省力化が進むと期待されています。

実証実験の結果


実験結果は非常に満足のいくもので、BizRobo!とAI(LLM)の連携によって、多くの診療所業務が自動化されることが確認されました。これにより、臨床スタッフは患者との対面業務により集中できるようになるため、情報管理にかかる工数が大幅に削減されます。さらに、診療過程で得られた情報の分析が可能となり、電子カルテや医療スタッフ専用のコミュニケーションツールにRPAを活用することで、自動連携が自由に設計できます。

このように、医療現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速する中、患者対応の質と効率性の両立が期待されます。

次のステップ


今後は実証実験の成果を基に、第2フェーズとして、より広範囲にわたる業務の自動連携を実現する実験が行われます。外来診療や往診、電話、リモート診療など、様々な診療形態に対応することで、医療機関の運営効率化を目指す方針です。これにより、医療業界全体が新しい時代に向けて動き出すことが期待されます。

共創開拓プロジェクトとは


この共創開拓プロジェクトは、オープングループが長年培ってきたRPAソリューションのノウハウを活かし、医療分野を含む全ての社会課題の解決を目指しています。特に、技術の進化によって変化する社会ニーズに対応し、新たなビジネスモデルの創出を行います。

このプロジェクトがもたらす影響


医療4.0プラットフォーム構想は、医療業界の変革を促すものであり、今後は他の医療機関への展開や新たな取り組みが期待されます。オープングループは、「ヒトの進化を共創する」というミッションのもと、少子高齢化や労働力不足といった社会課題に取り組み続けます。これからの医療提供において、革新がもたらす素晴らしさを多くの人々に届けることを目指しています。


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会社情報

会社名
オープングループ株式会社
住所
東京都港区西新橋3-3-1KDX西新橋ビル 3階
電話番号

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