幕末愛刀手ぬぐい
2016-08-04 01:51:57
幕末志士の愛刀を手ぬぐいに!クラウドファンディングプロジェクト始動
幕末志士の愛刀テーマの手ぬぐいプロジェクト
来年は幕末からの維新が150周年を迎え、多くの幕末ファンや日本刀愛好家にとって特別な年になります。それを記念して、クラウドファンディングで「幕末志士の愛刀手ぬぐいを作るプロジェクト」が始まりました。このプロジェクトは、7月7日から10月10日までの期間に実施されており、リターン商品として手ぬぐいが用意されています。
プロジェクトの背景と進行状況
このクラウドファンディングは、志士たちが愛した刀をイラストとして手ぬぐいにするもので、スタート時点では新選組の隊長である近藤勇が愛用した「虎徹」のイラストが完成しています。また、8月3日には土方歳三の愛刀「奥州兼定」も描き上がりました。プロジェクト全体では、その他3本の刀の完成も目指しており、全ての作品は9月中に公開予定です。
資金調達の進捗も好調で、9月7日の時点で86%が達成されています。クラウドファンディング終了後、これらは一般販売される予定ですが、それに先駆けて、支援者には特別価格での購入が可能です。
主なリターン内容と魅力
このプロジェクトのメインリターンは、支援者に「谷町」になる権利が与えられ、その手ぬぐいに好きな銘を6文字以内で入れることができます。これに加えて、著名なイラストレーターである善養寺ススムの著書や、大判ポストカードも贈呈されます。手ぬぐい単体のリターンや、額装されたバージョンも用意されています。特に人気なのが、「谷町」になって額装版をお届けするコースで、16,000円の支援で参加できます。
描かれる志士とその愛刀
このプロジェクトでイラスト化される志士は、近藤勇、坂本龍馬、土方歳三、そして西郷隆盛の4人です。幕末の時代、多くの志士たちは下級武士であり、名刀を持つことができたのは限られた人々でした。そのため、持ち刀の特定が難しい場合もある中、自らの愛刀を持つことの重要性が浮かび上がります。
江戸時代には長きにわたる平和の時代が続いており、実際には「刀狩り」のような法律がなく、武士たちは常に2本の刀を帯刀することが義務付けられていました。しかし、剣術を進化させた結果、精神的な強さが求められるようになり、それが日本刀の重要性と結びついていったのです。
若い世代にとって日本刀はゲームなどでも人気が高まり、次第にその文化や精神性が広がることが期待されています。このプロジェクトを通じて、日本刀の魅力だけでなく、その背景にある文化や精神性も伝えることができることを目指しています。
制作者の善養寺ススム氏の役割
プロジェクトで描かれるのは江戸研究家であり、イラストレーターの善養寺ススム氏です。彼は多くの著書を持ち、その知識に基づいた緻密なイラストを描いています。彼が描く刀の姿は、実際の刀に基づいたものであり、美術館や書籍の資料を参考にしつつ、観察を通じて独特な視点を持つことができるのです。このように、多方面からのアプローチが可能な善養寺氏だからこそ、懐かしい歴史的背景を感じさせる魅力ある作品が生まれるのです。
結論
幕末志士が愛した日本刀の魅力を手ぬぐいという形で表現するこのプロジェクトは、日本の歴史や文化に触れる絶好の機会となるでしょう。支援者にとっても、特別な商品を手に入れるチャンスのあり、さらに日本刀の持つ精神性やその背景を知ることで、心に残る思い出となることでしょう。
会社情報
- 会社名
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合同会社入谷のわき
- 住所
- 東京都足立区島根二丁目27番3号
- 電話番号
-
050-3567-1203