三遊亭わん丈が語るシネマ歌舞伎『怪談 牡丹燈籠』
落語界の若手スター、三遊亭わん丈氏が12月7日、東劇にてシネマ歌舞伎『怪談 牡丹燈籠』のトーク付き上映会に登壇します。本イベントは、わん丈氏の豊富な経験とユニークな視点から、古典落語とシネマ歌舞伎の魅力を掘り下げる貴重な機会です。
シネマ歌舞伎『怪談 牡丹燈籠』とは?
シネマ歌舞伎は、歌舞伎の舞台を多様なカメラワークで撮影し、高精細な映像と立体的な音響で楽しむ新しい形の作品です。2023年12月6日から12日まで、全国33館で上映される『怪談 牡丹燈籠』は、歌舞伎界の名優・片岡仁左衛門や坂東玉三郎が出演することで大きな話題を呼んでいます。この作品は、1862年に初演された落語から生まれたもので、今なお多くの人に愛されています。
本作は平成19年10月に歌舞伎座で上演された舞台が映画化されており、原作は落語の巨匠・三遊亭円朝。作品中では円朝自身が登場し、物語を語るスタイルを取り入れているため、観る側にとって新鮮な体験ができる点が特徴です。
わん丈氏の活躍
三遊亭わん丈氏は、古典落語においても自作落語においても圧倒的な受賞歴を誇る若手落語家です。彼は、今年春に12年ぶりとなる真打昇進を果たし、その勢いを保ちながら『怪談 牡丹燈籠』にも取り組んできました。全編を通して演じることにも挑戦し、好評を得たことが特に注目されています。
上映会詳細
トーク付き上映会は、12月7日(土)の11:00から東劇で開催されます。上映前にはわん丈氏によるトーク(約20分)が行われ、その後に本編『怪談 牡丹燈籠』の上映(155分+休憩)が続きます。ワクワクするこのイベントのチケットは、一般2,200円、学生・小児1,500円で販売されています。
チケットの購入は、11月5日からインターネットでの購入が可能で、残席がある場合は劇場窓口でも販売されます。これに参加することで、歌舞伎と落語、それぞれの異なる魅力を再認識できることでしょう。予定が合う方は心からおすすめしたいイベントです。
まとめ
三遊亭わん丈氏のユニークな視点と、シネマ歌舞伎の美しい映像が融合するこのイベントは、伝統芸能の新たな楽しみ方を提案してくれます。是非、この機会を逃さず、シネマ歌舞伎『怪談 牡丹燈籠』の世界に浸り、わん丈氏の話を耳にしてみてはいかがでしょうか。