リモート建築検査の進化
2026-01-30 08:34:08

ハウスプラス住宅保証が推進するリモート建築確認検査の新時代

新しい建築確認検査のスタイル、リモート運用の実態



建築確認検査における最新の取り組みとして、株式会社クアンドが提供する「シンクリモート」が注目されています。このツールは、ハウスプラス住宅保証株式会社によって導入され、今年の5月より本格運用が始まりました。この新しい運用スタイルは、国土交通省の枠組みに則った「リモートB」に基づき、建築確認検査を遠隔で実施することを可能にしています。

問題提起:移動負担と人材不足の解消


建築確認検査は、法適合性に関する判断が求められる重要な業務です。しかし、近年、検査員の高齢化や人材不足が障害となり、全国での検査提供が難しくなる一因となっていました。特に、遠方への移動は大きな負担となり、どのようにして検査を継続的に提供するかが課題となっていました。そこで、ハウスプラス住宅保証は国の制度に従い、「リモートB」としての遠隔検査を段階的に導入することを決定しました。

遠隔での検査実施の仕組み


「リモートB」は、現地に立ち会う補助員と、遠隔で映像を確認する有資格検査員という2つの立場が協力して行う方式です。シンクリモートを活用することで、スマートフォンによる現場との接続が実現され、「どこを見ているのか」を明確にすることができます。これにより、見落としのリスクを低減しながら、検査時の判断と記録の精度を高めています。

運用設計の工夫


1. 補助員の固定:同じ補助員で工程を繰り返すことで、検査ポイントを共有し、再現性を高める。
2. 手順の標準化:初期段階では図面への書き込みなどを活用し、徐々に標準化を進める。
3. スマホ中心の運用:大規模拡張を考慮し、導入と教育の負担を削減する簡便な端末設計。これらの工夫により、検査の質を保ちながら効率的な運用が実現されます。

導入効果と実績


この取り組みによって、ハウスプラス住宅保証は以下の成果を得ています:
  • - 遠隔地での検査提供の継続:全国規模での交易先への柔軟な検査提供を実現しました。
  • - 移動時間の削減:従来は移動で2日かかっていた検査が、半日に2〜3件実施できる日も出るなど、顕著な効率性向上が見られます。
  • - 対面に匹敵する検査時間の確保:効率化を図る過程で検査の質を減じることなく、対面と同様の時間を維持。

今後の展望


さらに、同社は次のステップとして「リモートC」を考えており、現地には補助員のみが待機し、検査員と立会者が遠隔で参加する方式です。この実現により、移動負担の軽減や日程調整の柔軟化が期待され、両者にとっての利点が見込まれます。

まとめ


ハウスプラス住宅保証の新しいリモート建築確認検査モデルは移動負担を最小化しつつ、品質を最優先にした運用設計がなされています。未来の建築確認検査は、遠隔技術の進展によってさらに進化することが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社クアンド
住所
福岡県北九州市八幡東区枝光2丁目7−32
電話番号
050-5050-2263

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