神戸市が第1位
2024-12-13 17:05:25

神戸市が2024年版『共働き子育てしやすい街ランキング』で1位に選出

2024年版『共働き子育てしやすい街ランキング』で神戸市が1位



日経BPが発行する「日経クロスウーマン」は、2024年版「共働き子育てしやすい街ランキング」の結果を発表しました。このランキングでは、神戸市が総合編1位を獲得しました。神戸市がこのランキングで1位を獲得するのは初めてであり、西日本においても初めての快挙です。昨年は4位にランクインしていた神戸市は、全国の自治体の中でその子育て支援に対する取り組みが評価された結果となります。

調査概要


この調査は、2015年から毎年行われており、今回でちょうど10回目となります。対象は首都圏、中京圏、関西圏の主要市区や全国の政令指定都市、道府県庁所在地、そして人口が20万人以上の自治体の180に及ぶ municipalities です。今年(2024年)は9月から10月にかけて実施され、155自治体からの回答をもとに、43の評価項目を設けて採点されました。

子育て支援制度の現状と課題を明らかにするために、この調査が行われ、特に少子化対策に力を入れる自治体の姿勢が浮かび上がりました。

ランキングの特徴


2024年版のランキングでは、金銭的な不安の軽減や利便性の向上を図るための取り組みが評価されたポイントとして挙げられます。また、出産後の母子支援である産後ケアや保育料の無償化も新たな評価項目として反映されました。特に注目されたのは、自治体に勤務する正規職員の管理職における女性の割合についても評価の基準に含まれたことです。

上位に入った自治体のスコアは次の通りです:

1位:神戸市(82点)
2位:宇都宮市(79点)
3位:板橋区、豊島区、福生市、松戸市(77点)

神戸市の取り組み


神戸市は、2022年4月に待機児童ゼロを達成し、その後も保育の申し込みに対して十分な定員を確保しています。なんと、認可保育所の園庭保有率は97.7%と高い数字を誇っています。

市内には病児・病後児保育施設が24カ所設置されており、これにより165人の子どもを受け入れることが可能です。また、すべての公立認可保育所や学童保育にはICTシステムの導入が進められています。

さらに、共働き家庭のニーズに応えるために、朝の時間帯の子ども受け入れを早める独自の施策も行われています。市内の36カ所にて産後ケア事業が展開され、高校生に対する通学定期代の無償支援も新たに始まります。例えば、保護者の負担を軽減するために、特定の高校にキッチンカーを配置し、弁当作りの負担を軽減する試みも行われています。

速報された結果と今後の期待


神戸市がこれほどまでに高く評価された背景には、自治体による多様性推進の取り組みがあることも重要な要素とされています。コワーキングスペースには授乳室が完備され、月8回までの無料の一時保育も利用できる等、働くママたちにとって非常に心強い制度が整備されています。

今後も神戸市は、子育てしやすい環境の構築に向けて独自の取り組みを強化し続けると期待されています。また、次回のランキングでも他の地域がどのように進化していくのかが注目されます。

このランキングの詳細な情報は、日本経済新聞の電子版や「日経xwoman」でご覧いただけます。

会社情報

会社名
株式会社 日経BP
住所
東京都港区虎ノ門4丁目3番12号
電話番号

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