小川フード＆サービスが牛肉輸出拡大セミナーに登壇し、世界への展開を模索

小川フード＆サービスが牛肉輸出拡大セミナーに登壇

2025年10月22日、小川フード＆サービス株式会社が関東農政局主催の「牛肉の輸出拡大セミナー」に参加することが発表されました。このセミナーは、日本産和牛の需要が増加する中、輸出の現状について生産者や流通関係者が理解を深めるためのもので、約10年前から輸出事業を開始した小川フード＆サービスがどのように海外市場で展開しているのか、その取り組みや戦略が注目されます。

セミナーの趣旨と背景

日本国内では最近、特に若い世代や外国人観光客の間で和牛の人気が急上昇しており、これに伴い関東農政局管内でも日本肉の輸出を拡大するためのさまざまな施策が進められています。特に、牛肉処理施設の輸出に必要な認定が進んでいる他、全国の和牛生産の約10%を担う関東では、輸出へ向けたさまざまな取り組みが行われています。

セミナーでは、海外市場における日本産牛肉の販売現状や成功事例の紹介、そして参加者間での意見交換を通じて、輸出拡大に向けた具体策が議論されます。

小川フード＆サービスの強み

小川フード＆サービス株式会社は、東京食肉市場での輸出認定を取得し、海外での和牛人気を背景に、輸出を本格的に進めています。営業部課長の田塚浩之氏が登壇し、同社の特徴的な加工技術や品質管理体制、現地市場のニーズに応える商品提案方法、さらには牛肉輸出特有の課題への対応策を含んだアプローチを解説します。

具体的には、東南アジア市場に特化した販路開拓の取り組みや、実体験に基づく成功事例を交えた講演が期待されています。また、第2部では事例紹介やパネルディスカッションも設けられ、他の専門家と共に牛肉輸出についての議論が展開されます。