省エネと安心を兼ね備えた新しい賃貸住宅『HEIM MAISON-T』
積水化学工業株式会社は、ファミリー層をターゲットにした新しい賃貸住宅のパッケージ『HEIM MAISON-T』を7月28日より全国規模で発表しました。この住宅は、標準で蓄電池を搭載し、エネルギー効率を高めたことで、子育て世帯にとって安心できる暮らしを実現することを目指しています。
新たな賃貸住宅パッケージの背景
近年、土地や建築資材の価格が上昇している中で、20〜30歳代の子育て層が賃貸へのニーズを高めています。賃貸住宅市場では、環境意識の高まりとともに、カーボンニュートラルに向けた住宅の必要性が増しています。『HEIM MAISON-T』は、その流れを汲み、持続可能で安心な住居の提供を目指しています。
仕様と特長
この新住宅の最大のポイントは、太陽光発電システムとホームエネルギー・マネジメントシステム(HEMS)に加え、蓄電池が標準装備されている点です。住人は、自宅で消費するエネルギーを自給自足することができ、通常の生活では電力会社から購入する電力量を大幅に削減できます。
1. 蓄電池のメリット
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省エネ
2.5kW以上の太陽光パネルを設置し、蓄電池を使うことで、昼間に発電した電力を効率よく貯めて夜間に使用できます。これにより、年間の光熱費を約6万円も削減することが可能です。
2. 災害時のレジリエンス性
約定したエネルギー効率に加え、蓄電池が備わっているため、万が一の停電時でも電力を確保できます。HEMSが警報に連動し、自動的に蓄電池に充電を行うシステムも採用されています。これにより、住人は安心して日常生活を送ることができ、災害時の電力確保が可能になります。
3. セキュリティと便利な設備
今回の『HEIM MAISON-T』では、セキュリティ面も重視されています。オートロックや、スマートフォン連動による防犯システムを採用し、住人は外出中も安全を確認できます。また、各室に設置されたエアコンは、HEMSを通じてスマートフォンから簡単に操作可能。
未来を見据えた住まい作り
「HEIM MAISON-T」は、未来に向けた賃貸住宅の在り方を示す存在です。持続可能な社会の実現に向けて、環境に優しい技術を駆使し、入居者が安心して快適に暮らせる家を提供することを目的としています。
この住宅パッケージは、子育て層に特に優れた特長を持ち、これからの暮らしに多大な貢献をすることでしょう。視覚的にも魅力的な外観とともに、最新の技術を搭載した『HEIM MAISON-T』は、現代の住まいの新しいスタンダードとなるかもしれません。