未来を育む徳川美術館の新たな取り組み
名古屋市東区にある徳川美術館は、2026年の新しい取り組みとして、入館料の改定を行い、さらに中学生以下の入館を無料化することを発表しました。この改定は、貴重な文化財を次世代へ正確に継承するための運営基盤の強化と、未来を担う子供たちへの文化投資を両立させるための重要な施策です。
近年では、文化財の保存や修復に要する費用が増大し、美術館運営を取り巻く環境は厳しさを増しています。国宝や重要文化財など、日本の文化財を未来へと守り伝えるために、一般および大学生・高校生の入館料を見直します。今回の料金改定に伴い、一部の割引制度は廃止されますが、それでも文化財へのアクセスを可能な限り継続することを目指しています。
特に注目すべきは、中学生以下の入館が常時無料となることです。これは、経済的な事情に関係なく、すべての子どもたちが本物の文化財に触れる機会を得るための重要な一歩です。美術館は、子供たちが文化財を身近に感じ、歴史への理解を深め、感性を育むことができる環境を提供することを使命としています。
新しい料金体系
2026年4月7日から施行される入館料の改定内容は以下の通りです。
| 区分 | 特別展・企画展 (割引料金) | 常設展 |
|---|
| :--- | -------: | :-- |
| 一般 | 2,000円(1,800円) | 1,600円 |
| 大学生・高校生 | 1,200円(1,000円) | 1,000円 |
| 中学生以下 | 無料 | 無料 |
なお、展覧会等により特別料金が設定される場合があります。また、これまで提供していた65歳以上の高齢者割引や、20名以上の団体料金、ぴよかカードやはぐみんカードに基づく割引等は廃止され、代わりに障がい者手帳所持者への割引などの制度を残します。
地域との連携
徳川美術館は、地域社会とのつながりを深め、さまざまな方々に文化を楽しんでいただくため、引き続き努力を続けます。これには、企業や団体からの支援も重要な要素です。「文化を未来へつなぐ」という使命を掲げ、持続的な文化財の保存と次世代の育成に努める姿勢を変えません。これからも地域の皆さまや企業との協力をお願い申し上げます。
斬新な文化体験を提供
新たな料金改定を通じて、徳川美術館はすべての人々にアクセスしやすい文化体験を提供することを大切にしています。子供たちが本物の美術品や歴史に触れる機会を増やし、文化に対する興味を育んでいくことでしょう。どの世代にも美術館の扉が開かれている状況を作ることは、美術館側の重要な社会的責任です。
今後とも、徳川美術館は日本の美を未来に受け継ぐための文化発信拠点として、さまざまな施策に取り組んでいく予定です。新しい料金体系やプログラムによって、より多くの方々が文化財に触れ、理解を深めていただければと願っています。
アクセス情報
- - 住所: 〒461-0023 名古屋市東区徳川町1017
- - 電話番号: 052-935-6262(月曜日を除く10:00~17:00)
- - アクセス: JR中央本線「大曽根」駅から徒歩8分
- - 駐車場: 美術館南側に17台分の無料駐車場あり
- - 公式ウェブサイト: 徳川美術館公式サイト