患者の声を届ける
2020-04-28 09:01:21

新型コロナに立ち向かう患者の声 日本版SNSキャンペーン始動

新型コロナウィルスと基礎疾患患者の現状



新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大が続く中、基礎疾患を持つ患者たちが抱える不安は増大しています。日本において、基礎疾患を抱える人は約1,300万人おり、その中には慢性的な疾患を抱える方々が多数含まれています。

特にこの状況下では、通常の日常生活が送れず、多くの方が先行き不透明な不安を抱えています。特にゴールデンウィークを迎える日本では、人々の自粛疲れが顕著になり、不安を抱える基礎疾患患者の立場では、他者との接触を避けることが求められています。しかし、楽しい行楽シーズンが近づく中、外出を控えることはますます難しくなってきています。

このような状況を受け、アメリカのオムニコムヘルスグループ傘下のスノウ カンパニーズが手掛けたキャンペーン「#I Am Patient」は、日本でもGNの自粛啓発に取り組むために始まりました。患者自らの声を届けることを目的としたこのキャンペーンは、動きが鈍るGW前のこの時期に特に重要な意味を持っています。

キャンペーンの概要



このキャンペーンは、基礎疾患を有する患者と、その患者を支える周囲の人々を主役とした啓発動画を制作するものです。動画には、アメリカで成功したキャンペーンの要素が取り入れられ、日本国内の患者のメッセージも加わることで、より身近でリアルな呼びかけとなっています。外国から輸入された啓発活動が、日本国内でどのように受け入れられるのか、注目されるところです。

公式の動画は、2020年4月28日から配信が開始され、すでに米国版の動画も視聴可能です。視聴者は、基礎疾患を抱える患者が直面する現実を理解し、それに対する敬意や配慮を求めるメッセージが込められています。

日本の文化と自粛



日本独特の文化においては、相手を尊重する姿勢が強く根付いています。このキャンペーンでは、その文化を通じて、一般の人々の自粛行動を促進することが期待されています。相手を思いやる気持ちを持って、社会全体で基礎疾患患者への支援につながることを目指しているのです。このような意識の改革は、Riskの高い層である基礎疾患患者がより安全に生活できる環境の構築に寄与するでしょう。

この取り組みは、社会全体が協力し合い、助け合うことで、より良い未来を築く一助となることを信じています。患者の個々の声や経験が、このキャンペーンを通じて多数の人々に届くことで、理解と配慮の輪が広がっていくことを願っています。日本全国で、#I Am Patient /#いまみんなで耐える時のメッセージが広がり、必要な行動が促されることが、我々の目指す目標です。

会社情報

会社名
Omnicom Health Group Asia Pacific株式会社
住所
東京都目黒区下目黒1-8-1アルコタワー12階
電話番号

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