引っ越しシーズンに要注意!
新生活の準備とともに、引っ越しが多いこの時期には、様々な物の整理が必要です。その中でも見落としがちなのが、自宅で眠っているモバイルバッテリーです。最近、モバイルバッテリーのシェアリングサービス「CHARGESPOT」を運営する株式会社INFORICHが実施した実態調査で、約400名の所有者のうち、約4割が半年以上使っていない放置バッテリーを保有していることが判明しました。これは、引っ越しの際にそのまま荷物に紛れ込むことがあるため、非常に危険な状態です。
調査結果から見える実態
調査によると、モバイルバッテリーを2個以上所有している人は46.7%、そして「半年以上使っていない」という放置バッテリーが1個以上ある人は37.7%でした。自宅での保管場所は「引き出しや棚、収納ボックスに他の物と一緒」という回答が最も多く、41.7%を占めています。このことから、引っ越し作業の際には、意図せず古いバッテリーを発見する可能性が高いことが判明しています。
さらに、6割以上がバッテリーの廃棄方法を正しく知らないという実態も浮き彫りになりました。多くの有識者からは、放置されたバッテリーは発火・爆発のリスクを抱えているため、注意が必要だと言われています。特に、古いバッテリーを無計画に処分することは、大きなリスクを伴うのです。
発火リスクの要因とは
専門家によると、モバイルバッテリーの発火リスクは主に「熱によるもの」と「物理的な圧迫」に分けられます。外部からの高熱や冷却不良、圧力によって、内部の電池がショートし発火に至るケースも多発しています。具体的には、充電器に繋ぎっぱなしの状態や、高温、湿気の多い場所、さらには物と一緒に保管している場合などが危険です。リチウムイオン電池は特にデリケートな素材を使用しており、これらの条件で劣化しやすいと言われています。
処分のジレンマ
調査では、74.7%の人がモバイルバッテリーの発火や爆発の不安を感じています。しかし、約6割が正しい廃棄方法を知らないことが分かりました。知識はあるものの、実践に移せないというジレンマが社会の中に存在するのです。また、不要なバッテリーをそのまま自宅に保管する人も多く、特に引っ越しの時期には不適切な処分となる場合が多いです。
安全な廃棄方法とは
モバイルバッテリーを廃棄する際には、まず使用していないバッテリーを見つけ、充電時間が異常に長くなったものや、外見に変形・膨張が見られるものは、すぐに使用を中断します。自治体や家電量販店に相談し、適切な処分方法を確認することが施策として推奨されています。
まとめ
新生活や引っ越しの季節に、使わないモバイルバッテリーが見つかることは珍しくありません。これらを放置すると、発火の危険を生む「予備軍」となってしまう恐れがあります。また、廃棄方法を正しく知らないことがリスクを高める要因ともなっています。大切な家族や自分自身の安全のために、今一度、自宅にあるモバイルバッテリーの見直しをし、適切に扱うことが重要です。正しい知識を持ち、リスク管理をすることが新しい生活を彩る第一歩となるでしょう。