「SisiDen」とは?
株式会社シシクリエイションが新たに立ち上げたYouTubeドキュメンタリーメディア「SisiDen(シシデン)」は、日本の若者たちが直面する無力感や閉塞感を打破することを目的としています。このメディアの特徴は、主人公となる“志士(シシ)”と呼ばれる人たちが直面する葛藤や決断の瞬間を、疾走感あふれる10分の映像物語として描く点です。
なぜ「SisiDen」が必要なのか?
日本の若者の中には、未来に対して希望を持つことができず、「自分の行動で社会は変えられない」と考える人が多いという実情があります。これは、特に先進国の中では際立っています。日本財団の調査によると、このような無力感を抱く若者の割合は非常に高いことが示されています。この状況を打破するためには、美談や作り物のストーリーではなく、実際に苦しみながらも前に進もうとする“誰か”のリアルな姿が必要です。
「SisiDen」が提供する新たな視聴体験
「SisiDen」は、視聴者に対して3つの価値を提供します。
1.
疾走感と凝縮
アプローチとしては、情報の詰め込みではなく、一人の人物が迎える人生の重要な転機に焦点を当てます。視聴者はその中で、主人公の葛藤や内面的な変化をしっかりと感じ取ることができ、心に響く物語として伝わります。
2.
知的好奇心を満たす
社会課題を主人公の物語を通じて理解する構成にし、最後にはジャーナリストによる解説やアートを組み合わせた表現も交えて、視聴者に新たな視点を提供します。その結果、「社会って本当に面白い」という気づきを得ることができます。
3.
静かな共感
過度な演出はせず、主人公の迷いや利己的な感情を率直に描き出します。視聴者自身がその恵みを感じ、内面的な問いを通じて自己の人生を見つめ直すきっかけを作ります。ここから生まれた共感が、「自分の人生を主体的に生きてもよいんだ」という意識を育むのです。
配信予定の番組
現在、6月にはシンガーのLiLuが登場する『人生の辛い宣告を乗り越え、歌に見つけた「生きる意味」』が配信済みです。彼女の乳がん闘病と音楽に真摯に向き合ったストーリーは、多くの人々の心を打つことでしょう。
そして、7月には「藍色の風〜岡山県児島のジーンズ職人」をテーマにした新たなエピソードも予定されています。ジーンズが生まれた背景や若い職人たちの奮闘を描き、日本の縫製技術の再評価にもつながる内容です。
未来に向けた展望
SisiDenは、「自分も社会の当事者である」と感じられる若者を増やすことが自らの使命です。採用を通じて理念やビジョンに共感する企業や教育機関と連携し、“志士”の物語が社会の原動力となるエコシステムを築いていきます。また、2026年には海外展開や教育機関への映像提供も視野に入れ、さらなる成長を目指しています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社シシクリエイション
- - 設立: 2024年6月
- - 本社所在地: 東京都港区芝4-1-23 三田NNビル15F
- - 代表取締役: 塚原芳子
- - 事業内容: YouTubeドキュメンタリーメディア「SisiDen」の運営