ニトリが「キャリアオーナーシップ経営AWARD2025」で最優秀賞を受賞

ニトリがキャリアオーナーシップ経営AWARD2025で最優秀賞を受賞

株式会社ニトリ（本社：札幌市北区）は、先日行われた「キャリアオーナーシップ経営AWARD 2025」にて、大企業部門の最優秀賞を受賞した。この賞は、進化する働き方や多様性を受けた企業の取り組みを評価するもので、ニトリのキャリア形成支援が高く評価された。

着実なキャリア支援制度

ニトリでは、多様な部署や職種への異動を促進する配転教育制度の導入や、社員一人ひとりに中長期的なキャリアプランを描く機会を提供している。これにより、社員は自分の「なりたい姿」を明確にし、それに向けた行動をとりやすくなっている。この取り組みがキャリアオーナーシップ経営として認められ、受賞につながった。

受賞の理由として、特に「メンバーシップ型×ジョブ型」の融合が挙げられた。多様な経験を通じてキャリアを育むことや、専門性を深化させるキャリアの両立が実現され、社員一人ひとりが自身の成長に向き合う土壌が整っていることが評価された。

社員と企業の新しい関係

独自のキャリア形成の制度が一貫して構築されており、各制度にキャリアオーナーシップの要件が含まれている。これにより、社員は会社と共に成長する文化が醸成されている。また、ビジョン・ロマンを持って働くことが可能なフレームが整備され、これがただの「働き方改革」ではなく、人生全般にアプローチする「生き方改革」として確立されている。

新しい働き方を模索する潮流

「キャリアオーナーシップ経営AWARD」は、個人と組織の持続的成長を目的とした授賞制度である。三つの視点（人材の可視化、増加、経営との接続）を実践することで、企業と個人の新たな関係を促進している。ニトリは、社員が自分自身のキャリアに対して主体的に取り組むための環境を整えており、その姿勢が評価された結果となる。

受賞後、ニトリの代表取締役である似鳥昭雄氏は、「今後もキャリア形成支援を強化し、私たちのロマンを行動の原点としながら持続的な発展を目指します」と述べており、さらなる成長への意欲を示している。今後のニトリの取り組みから目が離せない。