株式会社CONOCがAIエージェント機能を発表、そのインパクトは安定した見積もり業務へ

株式会社CONOC、見積もり業務の革命を実現

株式会社CONOCは、建設業界のデジタルトランスフォーメーション（DX）推進の一環として、新しいAIエージェント機能を発表しました。この新機能により、従来の見積もり作成にかかる時間を大幅に短縮し、あらゆる業務現場において迅速かつ正確な見積もりを可能にします。

新機能誕生の背景

建設業界では、見積もり業務が長年にわたり手間がかかる“属人的”な作業とされてきました。経験の豊富なベテラン社員でなければこの作業が行えず、特に以下のような問題が顕在化していました。

- 多くの時間を要する下見積もりの調整
- 単価の判断が担当者次第で正確性に欠ける
- 担当者の引き継ぎが難しく、業務運営に支障をきたす

これらの課題が効率を低下させ、結果的に利益損失を招いていたのです。CONOCはこうした悩みを解決するため、見積もり業務を根本から再設計する必要があると考え、AIエージェント機能の開発に着手しました。

画期的な機能の詳細

新たに導入されたAIエージェント機能は、二つの主要な機能から構成されています。

1. 自動転記機能
- 発注先から受け取った見積りデータをAIが瞬時に並び替え、正規フォーマットに転記します。
- 手作業を一切排除し、作業時間をゼロに。PDFやExcelファイルも対応可能で、簡単なファイルアップロードだけで処理が完了します。

2. 単価自動抽出機能
- 蓄積された社内データから類似案件の単価や項目を迅速に抽出します。
- 経験に依存せずに見積もりが可能になり、ノウハウをAIに依存させることで社内標準化を促進します。

これにより、従来3〜4時間を要していた見積もり作成が20分以下に短縮され、業務効率が飛躍的に向上します。