つながりAI株式会社が約6,000万円の資金調達を実施し社会課題に挑む

つながりAI株式会社が約6,000万円の資金調達を実施

AIを活用して社会課題の解決に取り組む、つながりAI株式会社（東京都新宿区、代表取締役：駒崎弘樹）が、エンジェルラウンドにて約6,000万円の資金調達を成功させました。この資金調達は、数多くの投資家からの支援を受けて実現しました。主なリード投資家としてエンジェル投資家の有安伸宏氏が参加し、東京大学大学院教授で政府のAI戦略本部でも要職を担う松尾豊氏、シード期ベンチャーキャピタルANRI代表の佐俣アンリ氏、さらに社会起業家の福吉潤氏など、様々なバックグラウンドを持つ投資家が名を連ねています。

新たなサービスの開発に向けた資金の活用

今回調達した資金は、主に自治体向けの「相談AI」サービスや教育機関向けの「友達AI」サービスの開発に投入され、AI技術を活用して孤立を減少させるための新たなソリューションを提供することを目指しています。つながりAI株式会社は『孤立をなくせ』という理念のもと、従来の相談業務をAIによって革新し、これまで支援を受けられなかった人々を救うことを目指しています。

現在、自治体での孤独・孤立対策や子どものいじめや自殺防止に向けたAIサービスに重点を置いて開発を進めており、最新のAI技術を駆使して社会のニーズに応えていく予定です。

24時間対応の対話型AIを実現

つながりAIが目指すのは、24時間365日対応可能な対話型AIによる公共サービスの充実です。これにより、スタッフ不足が深刻化している自治体や教育現場での相談窓口を支援し、市民に対してきめ細やかな対応を実現することが期待されています。

このようなビジョンに対し、多くの投資家からの支援が寄せられることは、つながりAI株式会社にとって大きな力となることでしょう。すべての人々が必要な支援を受けられる社会を築くために尽力するつもりです。

投資家からの応援コメント

この新たな挑戦に対し、投資家たちからも高い期待が寄せられています。エンジェル投資家の有安伸宏氏は、自身の経験を踏まえ、駒崎氏が構築してきた実績と信頼を称賛。「孤立という社会課題に立ち向かう行動力は非常に貴重であり、駒崎さんならしっかりと乗り越えられると信じています」とコメントしました。

また、AI研究の第一人者である松尾豊氏は「つながりAI株式会社の取り組みは新しい社会インフラの創造であり、自治体の現場で人々の手助けとなることを期待しています」と述べました。さらに、ANRIの佐俣氏も「大きな社会問題への挑戦であり、AIの進化と人の情熱でこの課題を解決できると思っています」と強い意志を見せています。

福吉潤氏も「このプロジェクトに共感し、支援することができることを誇りに思います」とコメントを寄せ、つながりAI株式会社への期待を込めています。