東京貿易メカニクスが提案する新しい熱中症対策「涼霧システム®」

厳しい夏の現場での熱中症対策

東京貿易メカニクス株式会社（以下、TMX）は、屋外作業の安全性を向上させる新しい熱中症対策として、「涼霧システム®」の販売を開始しました。近年、猛暑の影響で屋外作業現場の熱中症リスクが深刻になっており、特に建設現場やエネルギーインフラの保守点検など、高温で働かなければならない職場では健康被害が増加しています。このような状況を受けて、厚生労働省は2025年6月1日から改正労働安全衛生規則を施行することを決定し、事業者に対して熱中症対策を義務付けることになりました。TMXは、株式会社いけうちが開発した「涼霧システム®」を通じて、現場の安全性向上及び熱中症ゼロを目指します。

「涼霧システム®」の特徴

「涼霧システム®」は、従来のミスト冷却システムとは一線を画すもので、「濡れない霧」を使用しています。このセミドライフォグは、平均粒子径7.5μm、最大粒子径50μm以下の微細な霧を噴霧します。この霧は、ノズルから噴霧された瞬間に気化し、周囲の熱を奪う特性を持っています。そのため、人や物に触れても濡れることがなく、気化熱による爽やかさを提供します。また、水分に敏感な作業区域でも安全に使用可能です。

幅広い使用環境

屋外やエアコンの設置が難しい場所でも利用可能なのがこの製品の大きな強みです。例えば、LPG充填所や工場の開放作業エリアなど、さまざまな環境で快適さを提供できます。さらに、このシステムは高い省エネ性能を誇り、従来のエアコンに比べて消費電力が約1/40に抑えられ、コスト面でも約1/10の経済的負担で運用できるのです。実際の運用環境においては、周囲の温度を約5℃も下げる冷却効果が期待できるのです。

現場のニーズに応じた提案

TMXは全国的に屋外メンテナンス業務を展開しており、厳しい夏の作業環境で直面する課題を理解した上で、「涼霧システム®」を活用し、効果的な熱中症対策を実現します。現場に応じた柔軟な提案力と製品力を駆使して、安心・安全な労働環境作りに貢献していく考えです。

東京貿易メカニクスについて

東京貿易メカニクスは、ガスエネルギーに特化した設計・開発・製造から販売、メンテナンスまでを手掛ける企業です。「高圧ガスのプロフェッショナル集団」として、国内外の優れた圧縮機やポンプ、都市ガス用付臭設備などの提供を行い、LPガス及び都市ガス業界の発展に寄与しています。今後も持続可能な社会の実現に向け、クリーンエネルギーの供給を続けていきます。

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東京貿易グループの理念

東京貿易グループは、持株会社である東京貿易ホールディングスと、16の事業会社から成る商社グループです。77年の歴史を持つグループの中で、エネルギーインフラやスマートマニュファクチャリング、イメージソリューションなど、それぞれの専門性を生かして新しい価値を創造してきました。自由闊達な文化のもと、変革を恐れず、より良い社会の実現に貢献していく所存です。

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