北都交通、タクシー配車アプリ『GO Reserve / GO Crew』を導入！北日本初の新しいサービス

北都交通が「GO Reserve / GO Crew」を導入

北海道でタクシー事業を展開する北都交通株式会社は、2024年8月5日より、タクシー配車アプリ『GO Reserve / GO Crew』の運用を開始します。これは北日本で初めての試みであり、乗務員不足の解消や供給力の向上を目指しています。アプリを通じて簡単にタクシーを呼べるこのサービスは、札幌・千歳市内の移動の利便性を大きく向上させることでしょう。

この新しい取り組みは、GO株式会社（東京本社）が提供するタクシー配車システムを基盤としています。運営開始に先立ち、全国8都道府県で既に展開されており、100台以上の車両で実績があります。これから北海道でも、北都交通の2台が『GO Reserve』のサービスを提供し始めるのです。これにより、札幌市内でのタクシー運営が一新されることが期待されています。

新しい働き方の提供

『GO Reserve / GO Crew』は、パートタイムで働く二種免許取得者が主なドライバーとなります。アプリを通じてのキャッシュレス注文や、行き先が指定された配車など、比較的シンプルな業務内容が特徴です。これにより、未経験者でも気軽に乗務を始められる環境が整っています。また、ドライブレコーダーを全車両に搭載することで、安全性の確保も図られています。これらの仕組みは、シフトの柔軟性を持たせ、1日5時間からの勤務が可能となっています。

北都交通の代表取締役社長である渡邊克仁氏は「お客様に喜ばれるサービスを提供するために、技術を駆使し、多様な働き方の一つとしてこの取り組みを進めます」と述べており、企業としての意欲が感じられます。乗務員不足の問題は全国的に見られる現象ですが、北都交通はこの新しい試みを通じて、局所的にでも解消への第一歩を踏み出した形です。

全国展開予定

『GO Reserve / GO Crew』は札幌から始まるものの、今後は福岡にも展開予定があり、さらなる地域での供給力向上を目指す方針です。また、求人サイト『GOジョブ』を活用し、他のタクシー事業者への人材紹介も強化し、全国的な供給力の向上に貢献する予定です。

タクシーアプリ『GO』の利便性

タクシーアプリ『GO』は、現在、全国45都道府県で利用可能です。利用者は、アプリを介してタクシーを簡単に呼べ、その際の決済方法も多様です。VisaやMastercard、PayPayなど、さまざまな決済方法に対応しており、利便性が高いと評判です。

このように、北都交通株式会社は、革新的なサービスを通じて、タクシー業界の未来を切り開こうとしています。これからの発展が楽しみです。