AI機械学習による新たなLTV予測機能が登場
株式会社SUPER STUDIOは、コマースDXを実現する統合コマースプラットフォーム「ecforce」のデータ分析ツール「ecforce bi」に、AIを駆使した『予測分析機能(β版)』を新たに追加しました。この機能は、特別な設定をせずに、ecforce上に蓄積されたデータを元にLTV(顧客生涯価値)を機械学習で自動的に予測できる優れたものです。
予測分析機能の狙いと開発背景
「ecforce bi」は複数のチャネルからのデータを可視化し、分析するダッシュボードツールです。従来、LTV予測には専門知識や手作業での分析が求められ、運営者にとって大きな負担となっていました。特にLTVは、ブランド運営において非常に重要な指標ですが、精度の高い予測が難しいことから、多くの事業者が頭を悩ませていました。この課題を解決すべく、AIによる予測機能を開発することにしました。
定期通販モデルに特化した精度高いLTV予測
ecforceは、サービス開始以来、D2C運営の経験から蓄積したナレッジを活用し、定期販売を支援する多くの機能を搭載しています。特にLTV予測については、「手間がかかるため持続的に行うのは難しい」という声が多く寄せられ、そのニーズに応える形で新しい機能が導入されました。
予測分析機能(β版)の特長
1. 特別な設定が不要
LTV予測は、ecforce biの画面上でタブを切り替えるだけで簡単に参照することができます。また、予測値と実測値をダッシュボード上で比較することも可能です。
2. 複数のデータを網羅
AIは、広告関連データや受注データ、購買の時系列情報など、ecforce上のさまざまな指標を自動的に取り込み、LTVを予測します。この機能により、より効果的なマーケティング施策の実施が可能となります。
3. 効率的なマーケティングの実現
LTV予測により、フォーカスすべきユーザー群を明確にし、費用対効果の高い施策を立案できます。また、「ecforce ma」と連携すれば、見込みのあるユーザー群に対してCRM(顧客関係管理)を行うことも可能です。
利用方法
本機能の利用にあたっては、ecforce及びecforce biの導入が必要です。既にecforceを導入している事業者は、公式問い合わせフォームまたはお電話で簡単に対応が受けられます。未導入の事業者は、ecforceの導入を経てから利用することが必須です。
今後の展望
SUPER STUDIOは、2025年度内に正式版のリリースを予定しており、定期通販モデル以外の分野でもLTV予測ができるよう開発を進めていきます。
統合コマースプラットフォーム「ecforce」について
ecforceは、コマースビジネスのDXを目指し、様々なマーケティングおよび販売チャネルの強化、データの活用を促進するプラットフォームです。販売チャネルの構築からデータの統合管理・分析まで、全面的に支援する多様なプロダクトが提供されており、顧客体験の最大化を目指しています。
SUPER STUDIOについて
株式会社SUPER STUDIOは、東京都目黒区に本社を構え、コマースプラットフォーム「ecforce」の開発とD2C事業を展開しています。代表取締役社長は林 紘祐氏で、資本金は9,686,420,000円です。
詳細や導入に関する情報は以下のリンクをご覧ください。
ecforce公式サイト
SUPER STUDIO公式サイト