イオレとJ-CAM、デジタルアセット共同運用をスタート
株式会社イオレ(以下、イオレ)は、2025年の設立に向けて「Neo Crypto Bank合同会社」(NCBC)を通じて、株式会社J-CAM(以下、J-CAM)とのデジタルアセットトレジャリー(以下、DAT)の共同運用を開始しました。これにより、両社は暗号資産の安全な運用と新たな金融サービスの提供を目指します。
共同運用開始の目的
イオレの役割は、NCBCを通じて暗号資産金融事業の運用機能を独立させた枠組みで展開することです。具体的には、暗号資産の取得だけでなく、その運用や活用をうけもつことを目指しています。この体制により資金フローや決済の透明性を高め、関連法律や規制に準拠した運用を実現します。特に、イオレは資金決済法や金融商品取引法を遵守し、内部統制やリスク管理に力を入れていきます。
また、J-CAMの持つ暗号資産レンディングの実務知見を活用し、以下の3つの取り組みを強化します。
1. 取得や執行に関する実務の適合性向上
2. 計画的な資産積み上げと利用の促進
3. 運用収益の再投資による循環型事業モデルの構築
今後の展開
今回の共同運用により、イオレは暗号資産トレジャリーと暗号資産レンディングの両方を駆使し、さらなる財務基盤の強化を図ります。これからは、計画的に資産の取得と残高管理を行い、KPI(重要業績評価指標)に基づく収益源の多様化を進めます。
イオレが実現を目指す「Neo Crypto Bank構想」に向けて、共同運用を活用した新たな金融プラットフォームの構築にも取り組んでいきます。これにより、ユーザーにとって便利で安全なデジタルな金融サービスを提供することを目指します。
J-CAMの紹介
株式会社J-CAMは、暗号資産レンディングサービス「BitLending」とWeb3.0メディア「Iolite」を展開しています。BitLendingは、貸出された暗号資産に対して高い利率を提供するサービスで、国内でも人気を集めています。また、Ioliteでは、次世代のブロックチェーン技術や暗号資産の動向を情報量と質にもこだわりながらお届けしています。
会社情報
- 所在地:東京都港区西新橋3-13-3 BIZCORE西新橋13階
- 代表取締役:新津 俊之
- 設立:2020年5月26日
- 資本金:5,000万円
- 所在地:東京都中央区日本橋横山町6-16 RONDO日本橋ビル4F
- 代表取締役社長:瀧野 諭吾
- 設立:2001年4月25日
- 資本金:9億1533万円
現在、急速に進化する暗号資産市場での挑戦に期待が寄せられています。イオレとJ-CAMがどのような新しい金融サービスを提供するのか、今後の展開に目が離せません。