錦織圭選手が語る2025シーズンの振り返りと未来への展望
男子テニス界のスター、錦織圭選手が、WOWOWのインタビューにて2025シーズンの振り返りや2026年への期待を語りました。錦織選手は11月の「横浜慶應チャレンジャー」で3か月ぶりに実戦に戻り、3試合を戦い抜いた後、25年シーズンをベスト8で終えました。彼は来年1月、全豪オープンテニスの開幕を控え、再びその活躍が期待されています。
実戦復帰と体の状態
錦織選手は、現在の体の状態について「悪くはないが、痛みとは戦っている」と告白。全豪オープンに向けて、練習とトレーニングを重ね、どれだけ早く痛みを克服できるかがカギになるとのことです。
2025年を振り返る
2025年シーズンを振り返り、錦織選手は「初戦の香港で良いスタートを切り決勝まで行ったが、その後試合に出られず記憶が飛んだ」と語っています。特に5月に行われたATP250ジュネーブ大会でのハチャノフ戦が印象深く、「楽しい感覚が戻ってきた」と思った矢先に腰を痛めるという苦しい展開が続きました。
調子の波と怪我
調子が良い時こそオーバーワークになりやすく、怪我につながるリスクがあると語る錦織選手。「もっと自分のペースを守ることが大切」と教訓を得たようです。トップ選手との対戦にも期待を寄せつつ、自らの調整を進めている様子がうかがえます。
全豪オープンに向けた心境
全豪オープンでは、予選からの出場が予想される錦織選手。「試合数をこなして自信をつけることが最重要」と、勝つための心構えが固まっています。メルボルンでの過去の良い結果を支えに、期待感を高める必要性を感じているようです。
若手選手への振り返りと刺激
18歳の若手選手フォンセカとの対戦については、「球が速く、プレッシャーを与えられた」と語り、彼のパワフルなプレーに感銘を受けた様子でした。また、自身がかつてナダルに言われた言葉を思い出しつつ、今後の自己成長へとつなげていることが見受けられます。
長期的な展望とテニス人生
テニス愛を持ち続け「40歳まで続けたい」という言葉も冗談ではなく、体との戦いが続く中で希望を抱いている錦織選手は、グランドスラムという大舞台に挑む日々を楽しみにしています。「久しぶりの全豪で焦らず、自分のスイッチを入れたい」と意気込む言葉が印象的です。
錦織選手のインタビューからは、競技生活に対する情熱と限界を乗り越えようとする姿勢がひしひしと伝わってきます。彼の2026年に向けた挑戦がどのような結果をもたらすのか、今から楽しみです。
放送情報
全豪オープンテニスは1月18日から2月1日まで、WOWOWにて連日生中継されます。詳細は公式サイトをご覧ください。