名古屋商科大学が全国高校教員向け「ケースメソッド」研修を開催

名古屋商科大学の新たな挑戦

2025年8月20日から22日の間、名古屋商科大学（以下、名商大）が全国の高校教員を対象にした「Case Teaching Workshop 2025」を開催します。このワークショップでは、高校での討論型授業「ケースメソッド」の教授法を学ぶ特別な機会を提供します。

ケースメソッドとは

「ケースメソッド」とは、実際のビジネス事例を基にし、参加者がどのように判断し、行動するかを討論しながら学ぶ手法です。名商大では、この方法を全学的に取り入れ、実践的な教育を展開しています。特に、ハーバード・ビジネス・スクールなど、海外の著名大学と同様の教育レベルを実現することで注目を集めています。

このワークショップは、日本の教育現場においてもケースメソッド教育の普及を目指しています。実際に名商大のビジネススクールが行っている授業を体験しつつ、参加者は授業設計やケース教材の作成を学ぶことができます。

プログラム内容

研修では、モジュール形式で提供され、以下の内容が含まれています：

- ケースメソッドの理論と実践
- 模擬授業参加
- ケース教材の作成法
- 教員による現場での演習とフィードバック

参加者は、様々な事例を通じて実践的な知識を身につけることができ、また、教育スキルの向上にもつながります。実際に参加した教員からは「ケースメソッドについて知るほど興味が膨らんでいった」や「教員自身のスキル向上に適している」といった感想が寄せられています。

実施概要

開催詳細

- 名称: Case Teaching Workshop 2025
- 会期: 2025年8月20日（水）〜22日（金）
- 場所: 名古屋商科大学丸の内タワー（名古屋市中区錦1-3-1）
- 参加対象: 全国の高校教員（専門不問）
- 定員: 60名（先着順）
- 主催: 名古屋商科大学ビジネススクール

参加希望者は、早めの申し込みをお勧めします。参加を通して、教育の新たな手法を実際に体験しましょう。ケースメソッドの導入が、高校教育における大きな変革の第一歩となることを期待します。

講師紹介

講師を務めるのは、名古屋商科大学ビジネススクール教授の竹内伸一氏です。1988年に早稲田大学教育学部を卒業し、マツダを経て経営管理の専門知識を深め、ケースメソッド教育研究所を設立した経験豊富な指導者です。竹内教授は、教育現場における新しい指導法を広めるための研修を数多く行い、教員の成長をサポートしています。

この機会に、名古屋商科大学が提供する学びの場で、次世代の教育手法を共に学んでいきましょう。