元イルカトレーナーの武藤大輔さんが語る自転車での世界一周の旅

地球を旅する写真展 Part2 ～Take Your New Adventure～

和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドは、元イルカトレーナーの武藤大輔さんの冒険の軌跡を描いた写真展「地球を旅する写真展 Part2～Take Your New Adventure～」を開催します。今回の写真展は、彼が自転車で旅した世界の絶景や文化を紹介する貴重な機会です。

武藤大輔さんの冒険の軌跡

武藤さんは、2023年5月23日にアメリカへ出発し、7年間で75か国を自転車で巡る「Cycle Earth 〜World Bicycle Journey」を始めました。彼の冒険の根本にあるのは、一度きりの人生を存分に体験し、地球の自然を感じること。旅を通じて出会った人々や文化から、自らの価値観を広げていきたいと語っています。

約2年間の旅の中で、すでにアラスカからアルゼンチンのウシュアイアまでの15カ国を巡り、その中での出会いや発見を綴っています。彼は2024年には、北米・中南米の旅を振り返る写真展を開催する予定です。そして、今回のPart2ではコロンビアからアルゼンチンに至る6カ国の絶景や文化を中心に描かれた写真が展示されます。

写真展の詳細

「地球を旅する写真展 Part2」は、2025年7月17日から9月2日までの期間、アドベンチャーワールドのエントランスドームにて行われます。入場は無料ですが、別途園内入園料および駐車料金が必要です。展示される内容には、旅先で出会った素晴らしい風景や動物たちの写真、自転車やキャンプ用品など、実際の冒険に触れることができるアイテムが含まれています。

武藤大輔さんのコメント

「こんにちは、武藤大輔です！7年間で10万キロの旅に挑戦中です。昨年の写真展を経て、今回は南米大陸を巡った日々を皆さんにお届けできることを嬉しく思います。コロンビアから南極大陸までの感動を、迫力のパネルで感じ取っていただければと思います。自転車旅の魅力を感じながら、皆様の新たな挑戦へのきっかけになれば嬉しいです。」と、武藤さんは語っています。

武藤大輔さんのフィロソフィー

彼は旅を通じて「自然を体感する」ことと「文化を体感する」ことを大切にし、生物や環境問題に対する感受性を高めています。かつては沖縄でカンムリワシの繁殖研究に従事し、動植物を通じた環境保護の意識を深めました。2019年には国際サミット「One Young World」に参加し、海洋プラスチック問題についてディスカッションを行った経験もあります。彼の目指すところは、地球の自然や文化を感じることで、より良い未来を創造することです。