岡山県新見市とアサヒグループが森林保全協定を締結

岡山県新見市とアサヒグループの協定締結



2023年8月28日、アサヒグループジャパン株式会社は岡山県新見市と「新見市有林の管理に係る森林保全管理協定」を締結しました。この協定により、アサヒグループは新見市の森林を管理し、持続可能な水資源確保に寄与することを目的としています。

アサヒグループの社有林「アサヒの森」は広島県庄原市と三次市にありますが、今回の協定はそれ以前の協定に続くものであり、工場の水源流域での協定締結はこれが初めての試みです。新見市における森林保全管理は、アサヒ飲料岡山工場の水源流域の保全と密接に関連しています。

協定内容



協定の主な内容には、次のような項目が含まれています。

1. 森林経営計画の作成や育林事業に関すること:
森林の長期的な管理に向けた計画を立て、育林事業を推進します。

2. 植栽・保育・間伐・主伐などの施業:
植生を保護し、間伐作業などを行うことで森林の健康を保ちます。

3. 作業道等の整備に関すること:
作業の効率化を図り、森林保全をよりスムーズに行えるようなインフラを整えます。

今回の協定では、対象となる管理森林は新見市哲多町蚊家の近くにある約60haと、新見市下熊谷の約41haの2箇所です。これらの森林管理区域を含め、アサヒグループが管理する森林の面積は2,474haから2,576haへと拡大します。

環境への取り組み



アサヒグループは、2050年に向けて「アサヒグループ環境ビジョン2050」を掲げ、環境への取り組みの一環として「水資源」の確保に努めています。このビジョンの下、工場の水源流域における森林保全の取り組みは重要な役割を果たすことになります。

アサヒグループは、人と自然の共存を目指しており、この協定を通じて健全な水環境の実現を目指します。今後も水源保全の範囲をさらに広げていくことを計画しており、地域との連携を強化して持続可能な社会の実現に向けて取り組む姿勢を明確にしています。

このように、アサヒグループと新見市の協力によって、地域の森林保全と持続可能な水資源の確保が進むことが期待されています。今後の取り組みにも注目が集まります。

会社情報

会社名
アサヒグループホールディングス株式会社
住所
東京都墨田区吾妻橋1-23-1
電話番号

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