ウクライナから日本への避難者支援活動の現状
2022年3月から続くウクライナからの避難者への支援活動を展開する日本YMCA。同団体は、2022年4月に在日ウクライナ大使館からの要請を受けて国内での支援を始め、その後東京都と協力して「東京都ウクライナ避難民マッチング支援事業」を実施してきました。これまでに、1700人を超える避難者に対して戸別訪問と面談を行い、その声を様々な形で集めてきました。
ウクライナ避難者の現状
避難者の生活実態や感情をより深く理解するため、日本YMCAでは収集したデータを基に調査報告書や動画を作成し、詳細な情報をホームページで公開しています。特に、母親や高齢者、若者といった多様な立場の避難者の声を録音した動画は、彼らのリアルな体験を知る貴重な資料です。また、年ごとに行った避難者アンケートの結果も公表され、分析を通じて新たな課題を明らかにしています。
これらの資料は、避難者の現実を把握し、十分な支援を行うために欠かせない情報源です。特に日本社会において彼らの存在やニーズを理解するためには、対話が重要です。私たち一人ひとりがこの問題に目を向け、共に考え、行動することが求められています。
特別フォーラムの開催
2026年2月21日には、特別フォーラム「ウクライナ避難者が自ら語る「いま」「これから」が開催予定です。このフォーラムは、これまでの支援活動の振り返りとともに、避難者自身からの生の声を聞く機会となります。今年実施したアンケート結果の報告や避難者のプレゼンテーションを通じて、彼らが直面している現実や未来に向けた希望について考えを深めることができます。
フォーラムのプログラムは二部構成で、第一部ではウクライナ避難者の状況報告や、各世代の避難者によるフロアセッションが行われる予定です。ここでは、実際に避難を経験した人々が、自らの「今」と「これから」について語ります。年齢や出身地を異にするさまざまな参加者が、彼らの視点からの意見を共有します。
第二部では、専門家や行政関係者とのパネルディスカッションが行われ、避難者を取り巻く現状に対し日本社会が何をなすべきなのかを問いかけます。ここでの意見交換は、今後の支援活動にとっても重要なヒントになるでしょう。
参加の呼びかけ
このフォーラムは、ウクライナ避難者や支援団体、行政関係者、そしてメディアの方々に広く参加していただきたい内容となっています。新たに直面する課題に対する理解を深めることで、より実効性のある支援につなげていくための機会です。詳細な申し込みは専用フォームから受け付けており、事前の登録が必要です。
私たち一人ひとりが、ウクライナ避難者の声に耳を傾け、その支援を考えるきっかけとなればと思っています。
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