インパクトスタートアップ協会が正会員を249社に拡大
インパクトスタートアップ協会(ISA)は、社会課題の解決と持続可能な成長に向けた取り組みを強化しており、新たに44社を正会員として迎え入れ、合計249社に達しました。この拡大は、ISAの理念に共感し参画する企業が増えている証拠です。
ISAは2022年10月に設立され、以来、持続可能な社会を実現するためのエコシステムを構築してきました。当初23社の正会員が約3年間で10倍以上に成長し、現在では15社の大企業や団体が賛同会員として支援しています。このような拡大は、インパクトスタートアップ領域に対する社会の関心が高まっていることを示しています。
ISAの活動の概要
ISAは「共有」「形成」「提言」「発信」の4つを活動の柱として、政府や行政機関への提言を行っています。特に2023年には内閣府によって発表された「骨太方針」において初めてインパクトスタートアップ支援が採用され、2024年には「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」にも関連する支援策が提示されました。
経済同友会および新公益連盟との「共助資本主義の実現に向けた連携協定」締結や、金融庁主導の「インパクトコンソーシアム」への参加など、ISAは多くのステークホルダーとの協働も活発に進めています。特に、インパクトスタートアップと大企業が協力し、それぞれの資源を活かして社会課題の解決に取り組む活動に焦点を当てています。
新たに加盟した正会員企業
今回、44社の新たな正会員が加わり、参加企業は多種多様です。具体的には、株式会社Sanu、株式会社HAKKI AFRICA、株式会社LivEQuality大家さんなど、さまざまな業種の企業が名を連ねています。これにより、ISAのネットワークはますます強化されています。
今後の展望
ISAは、次期正会員募集を秋に予定しており、詳細は公式SNSおよびホームページでお知らせします。加入希望企業は、社会にポジティブなインパクトを与える意志が強く、具体的な社会課題の解決策を提供していることを要件としています。
インパクトスタートアップ協会は、政財官との緊密な連携を通じて、社会により良い影響を与えるスタートアップの育成と成長環境の整備を目指しています。正会員・賛同会員の協力により、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを一層強化していく所存です。
さらに、事務局も活動の拡大に伴いメンバーを募集しています。興味がある方は、公式サイトから情報をご確認いただき、お問い合わせをお待ちしています。
公式情報
- - 名称: 一般社団法人インパクトスタートアップ協会(Impact Startup Association)
- - 所在地: 東京都千代田区一番町8 住友不動産一番町ビル 7階
- - 公式サイト: ISA公式サイト
- - 公式SNS: Twitter | Facebook
詳細な活動内容や新規正会員企業のインタビューについてはISAのアニュアルレポートや公式noteにて随時更新されますので、ぜひご確認ください。