希望の灯り、能登へ
2026-03-11 06:16:29

震災の記憶を灯し続ける「希望の灯り」が能登へ向かうその背景

震災の記憶を灯し続ける「希望の灯り」が能登へ向かうその背景



2026年の3月11日は、東日本大震災発生から15年という重要な節目となります。阪神・淡路大震災から始まった「1・17希望の灯り」は、震災の悲劇を忘れないための象徴として、全国及び国外での分灯が続けられています。この灯りは、ぜひとも被災地に分け与えられることで、復興への思いをさらに強くするものです。2026年2月1日、石川県の輪島市では、この「希望の灯り」の11か所目となる点灯式が行われました。このプロジェクトには、大阪電気通信大学の建築学科の学生3人が参加し、「地元への恩返し」として灯りのモニュメントの設計に関わりました。

「1・17希望の灯り」の分灯は、震災の記憶をつなぐ重要な役割を果たしています。1995年の阪神淡路大震災を経て、明るい未来への希望が灯されたこのモニュメントは、様々な地域に分灯されています。特に、東日本大震災を経た後、福島や新潟、さらには台湾など、国内外の被災地にもその灯りが届けられました。今回の能登への分灯は、2024年に発生した能登半島地震や豪雨で被災した地域に、新たな励ましと希望をもたらすものとされています。

輪島市の「窓岩」は、その独特な岩の形状で地域のシンボルとなっていましたが、震災によって形を変え、地域住民にとっての心の拠り所でもあります。学生たちはこの「窓岩」に光を灯すことで、地域の復興に寄与しようとしています。彼らは2025年5月から設計を始め、モニュメント全体のデザインに加え、「窓岩」の3Dオブジェを設計しました。また、設計にはJR金沢駅の鼓門をモチーフにするなど、地域文化への敬意を表しています。

このプロジェクトの背景には、建築学科の学生たちが被災地でのボランティア活動を通じて地域とのつながりを作ったことがあります。彼らは被災地での経験を踏まえ、このプロジェクトでの設計に取り組むことになりました。このように、実践教育を通じて学生たちが地域に貢献していることが、社会の中での建築教育の意義をさらに高めています。

点灯式には、北澤准教授をはじめ、学生たちが参加し、地域の復興への希望を共に分かち合いました。本プロジェクトは、震災の記憶を受け継ぎ、次世代に伝える重要性を再確認させる機会でもあります。舞台裏には、学生たちの確かな思いや努力が詰まっています。

これからも「希望の灯り」は、被災地への思いを灯し続け、地域の復興を支える重要なシンボルとなることでしょう。そして、震災の記憶を風化させず、未来へと向かう力となることが期待されています。そうした意味において、このプロジェクトは今回の点灯式を契機に、より広く普及し、地域の人々にとっての「心のよりどころ」となっていくことでしょう。このような活動が連携し、被災地の復興に対する意識を高め、地域の絆を深めていくことが期待されます。


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学校法人大阪電気通信大学
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