修善寺温泉街に新しいカフェが誕生
静岡県伊豆市の修善寺温泉街に、2024年12月に新しいバウムクーヘン工房併設のカフェ「MatoKa(マトカ)」がオープンします。この施設は、訪れる観光客が「止まり木」のように利用できる空間を目指しています。
バスのりばに新たな風
修善寺温泉は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで評価された美しい観光スポットですが、バスのりばは老朽化が進んでいました。そこで、今回新たにリニューアルされるのがこの「MatoKa」です。バスの待ち時間を過ごす際に、ほっと一息つけるような場所として設計されており、旅の途中で立ち寄るスポットとしての役割を果たすことが期待されます。
「MatoKa」のこだわり
「MatoKa」の名前の由来は、看板商品のバウムクーヘンの丸い形から派生しています。「円」は古い読み方である「まとか」に通じ、穏やかさや安らぎを意味します。また、「間と菓」の概念も含まれており、贅沢な時間と空間を提供する意図があります。
バウムクーヘン工房の魅力
このカフェでは、バウムクーヘンを焼く工房が併設され、焼き立てのふんわりとした食感を楽しむことができます。イートインだけでなくテイクアウトも可能で、訪れるお客さまの好みに応じたバウムクーヘンが取り揃えられます。一晩寝かせることでより凝縮した味わいを楽しむこともできるため、選択肢が豊富です。
デザインと快適な空間
「MatoKa」の外観は、周囲の環境に溶け込みながらも、深い軒に流れる影や暖簾の揺らぎが感じられるデザインです。窓からは工房の様子を見ることができ、訪れる人々に焼きたてのバウムクーヘンの香りや風景を楽しませます。さらに、店舗前には新設される屋根付きの待合スペースや、リニューアルされるお手洗いがあり、バスのりばとしての機能性も向上します。
地域との共生
このプロジェクトを進める東海自動車株式会社は、伊豆半島に数多くの観光地を抱える会社として、地域の魅力を引き出す取り組みを続けています。訪れるお客さまにとって「MatoKa」が思い出に残る場所となるよう努めていくそうです。今後、カフェの営業時間や具体的な商品についても順次お知らせがある予定です。
まとめ
「MatoKa」は、修善寺温泉街を訪れる全ての人に、心休まる空間と美味しいバウムクーヘンを提供します。ぜひ、旅の途中で立ち寄ってみてはいかがでしょうか。