UMIAILE、資金調達成功
2025-10-16 11:08:30

UMIAILEが海洋データの革新を目指し15.75億円を調達

株式会社UMIAILEが15.75億円の資金調達を完了



東京都墨田区に本社を構える株式会社UMIAILEは、総額15.75億円の資金調達を行ったと発表しました。この調達は、インキュベイトファンド株式会社をリード投資家として、UntroD Capital Japan株式会社、本田技研工業株式会社といった3社からの出資により実現しました。また、株式会社みずほ銀行からもデットファイナンスが実施されています。

資金調達の背景と目的


UMIAILEは、Honda技術をベースにした海洋ロボティクスのスタートアップとして、「高度0mの人工衛星」という独自のコンセプトを打ち立てています。彼らは、水中翼を用いた姿勢制御技術を核に、小型無人ボート(UMIAILE ASV)を開発しており、この技術はリアルタイムで海洋データを収集するためのものです。これにより、私たちの海の姿を可視化し、未知の海域の情報を掴むことを目指しています。

2025年1月の設立以来、UMIAILEはプロトタイプの開発を進め、産官学との連携の中で技術開発を急ピッチで進めてきました。しかし、この「高度0mの人工衛星」の実現には、厳しい海洋環境での耐久性や大量生産技術、無人機が協力してミッションを遂行するための群制御技術など、さらなる技術開発が必要です。この資金は、以下の分野で積極的に活用されることが期待されています。

  • - 海洋ロボティクス技術の高度化
  • - 実証フィールドの拡大
  • - 量産を見越したプロトタイプの開発
  • - 産官学との連携プロジェクト
  • - 組織体制の強化

投資家の声


出資したインキュベイトファンド株式会社の代表パートナー、村田祐介氏は、「UMIAILEが提供する海洋データの可視化技術によって、新たな公共性の高いテーマの事業化を進めたい」と述べています。彼の言葉には、UMIAILEが持つ事業の可能性に対する期待が表れています。また、同社のアソシエイトである岩崎遼登氏はチームの魅力についても言及し、リーダーシップや努力がUMIAILEの強みであると支持を表明しました。

社会的意義


本田技研工業の小澤学氏は、UMIAILEの挑戦が海洋観測における課題解決に貢献することを期待しており、Hondaの企業精神がUMIAILEにも受け継がれていると述べています。特に、データ収集においては多くの無人機が協力する「スウォーム技術」が未来を感じさせると語ります。

また、みずほ銀行は、UMIAILEの技術が持続可能な社会の実現に貢献できると信じており、金融面からの支援を通じてさらなる成長をサポートする意向を示しています。

UMIAILEの未来


UMIAILEのCEOである板井亮佑氏は、「海の見える化」を通じ、未来の地球のために必要な技術を社会に実装する意義を強調しました。今回の資金調達をもとに、UMIAILEはさらなる技術開発と体制強化を図り、共に海の新たなフロンティアを切り拓いていく意気込みを見せています。彼らは、未踏の海洋を探索するパートナーを募っており、「海の未来」を共に作り上げるチャンスを提供しています。

株式会社UMIAILEについて


  • - 社名: 株式会社UMIAILE(ウミエル)
  • - 所在地: 東京都墨田区
  • - 設立: 2025年1月
  • - 事業内容: 自律型海洋ロボティクスの研究開発およびソリューション提供
  • - コーポレートサイト: UMIAILE公式サイト

彼らの挑戦に興味を持った方々はぜひ、UMIAILEの仲間になることを検討してみてください。


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会社情報

会社名
株式会社UMIAILE
住所
東京都墨田区立花5-9-5 テクネットすみだ
電話番号

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