京都丹後鉄道、タッチ決済サービスが拡大
京都丹後鉄道(丹鉄)が、2025年6月9日から「Mastercard」と「銀聯カード」のタッチ決済サービスを導入すると発表しました。この新しいサービスにより、すでに利用可能なVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discoverに加え、計7つのブランドによるタッチ決済が可能になります。
タッチ決済は、旅行者や地元住民にとって非常に便利な支払い方法です。乗客は、自身のタッチ決済対応カードを駅構内や列車内に設置された専用のリーダーにかざすだけで、瞬時に運賃を支払うことができます。これによって、券売機での切符購入が不要となり、よりスムーズな乗車が実現します。
丹鉄は、沿線地域の住民だけでなく、観光客にも広く利用されています。特に、世界的に広く使用されている「Mastercard」や、中国を中心に利用されている「銀聯カード」の導入により、インバウンド観光客のニーズにも応えることができるようになります。このことは、旅行者が日本での移動時に感じる支払いの手間を大きく軽減し、より多くの方に丹鉄を利用していただけるようになるでしょう。
また、丹鉄はコロナ禍においてもキャッシュレス施策を積極的に進めており、2020年2月からはQRコードを利用したキャッシュレス決済の導入を開始、さらに2020年11月には日本の鉄道で初めてVisaのタッチ決済も導入しています。これらの取り組みは、日常的に丹鉄を利用する地元住民や、観光で訪れる旅行者にとって、乗車の際のストレスを軽減させるものです。
接触を避けることが求められる現代にあって、タッチ決済はキャッシュレス社会の実現にも寄与しています。現金を使わずに安全に、そしてスムーズな移動を提供することができるこのサービスは、今後も多くの利用者に愛され続けることでしょう。
今後も丹鉄は、地域のニーズに応えつつ、利便性を向上させる取り組みを続けていくことを約束しています。京都丹後鉄道は、さらなる利便性向上を図り、地域の皆様に愛される存在を目指します。
詳細な情報は、
京都丹後鉄道の公式サイトをご覧ください。