Agxが発表した新サービス "ThingBridge for SensorCorpus"
株式会社Agxが、IoTのBLE通信においてセンサーデバイスとの接続をより快適にする新サービス「ThingBridge for SensorCorpus」を打ち出しました。このサービスは、株式会社インフォコーパスが提供するユニバーサルIoTプラットフォーム「SensorCorpus」とのシームレスな連携を特徴としています。
「ThingBridge」の特徴
この新しいサービスは、スマホレスで動作するBLEデバイスを活用し、ユーザーが市場に存在するBLEデバイスを選ぶだけで、センサーデータの可視化や分析をクラウド上で簡単にできるようになります。
具体的には、ThingBridgeは
- - スマホレス操作
- - マルチデバイスの接続
- - 長距離通信
を特色としたBLEルータを駆使してデータを収集します。さらに、データ収集に必要なインフラをパッケージングすることで、月額費用だけで手軽にデータ環境を構築し、アプリケーション開発に専念できるのです。
SensorCorpusの利点
インフォコーパスが開発したSensorCorpusは、特定の業種や機器に制約されず、多様なIoTデータの収集と活用が可能です。このプラットフォームは、PoC(Proof of Concept)から大規模なIoTシステムまで拡張でき、AIやBIなどさまざまなアプリケーションとも少なくとも結びつくことができます。このことにより、「IoTの大衆化」を進める力を持っています。
水平型IoTシステムの強化
「ThingBridge for SensorCorpus」は、インフォコーパスが提唱する水平型IoTシステムにピッタリのソリューションです。従来の複雑な垂直型のシステムに比べ、大量のセンサーデータを一元的に管理できます。新たなネットワークを構築する必要もなく、他のシステムと柔軟に連携できるのも大きなポイントです。このシステム導入によりコスト削減や導入までの時間短縮が期待できます。
今後の展開
Agxは、ThingBridge for SensorCorpusと連携するBLEデバイスのパッケージ化を進めています。これには、温湿度センサーや心拍情報を測定できるウェアラブルバンドなどが含まれ、ユーザーはこれらを現場に設置するだけでデータの取得と可視化が行えます。IoTネットワークやクラウドシステムの新規開発なしに、SensorCorpusからセンサーデータを簡単に取り出せるようになるのです。
この新しい取り組みは、2019年5月のリリースを予定しています。
会社情報
株式会社Agxについて
Agxは、ウェアラブルやIoTシステム開発に特化したベンチャー企業です。IoTに適した回路や基板デザイン、ファームウェア開発を行い、顧客の要望に応じたモバイルアプリも手掛けています。
- - ウェブサイト: Agx
- - 所在地: 東京都港区赤坂6丁目19-41-310
- - 代表者: 徳山竜喜
- - 設立年: 2015年12月16日
株式会社インフォコーパスについて
インフォコーパスは、IoTデータの収集、管理、可視化を行うユニバーサルIoTプラットフォーム「SensorCorpus」を提供しています。このプラットフォームは、ハードウェアに依存せず、国内で唯一のIoT専業ベンダーです。