岩手ビッグブルズ復興祈念の特別ユニフォームの発表
昨今のスポーツ界において、アートとスポーツの融合が注目されていますが、岩手県盛岡市を拠点とする株式会社ヘラルボニーが、その先駆けとして活動しています。2025-26シーズンに向けて、プロバスケットボールチーム「岩手ビッグブルズ」の復興祈念特別ユニフォームに、ヘラルボニー契約作家であるSATO氏の作品が使用されることが発表されました。この取り組みは、岩手ビッグブルズとヘラルボニーが共に進める復興支援プロジェクトの一環で、これで6シーズン目となります。
ユニフォームデザインの特徴
新作のユニフォームには、SATO氏の作品「川面の朝」が起用されています。今年のテーマは「飛躍の先へ ― つながる希望、広がる未来」であり、このテーマは多様性や復興の価値観を表現しています。デザインには、穏やかで自然な色合いが選ばれており、明るい未来への希望が感じられるように表現されています。特に、日常の繰り返しを示すパターンが取り入れられ、選手たちが試合で最高のパフォーマンスを引き出せるよう願いが込められています。
震災からの15年を振り返る
岩手ビッグブルズの代表は、リーグ設立15周年、そして震災からの15年という特別な節目を迎えています。この長い道のりは決して平坦ではないものの、日々の中で支え合い、積み重ねてきた成果があり、このユニフォームにその思いが込められています。デザイン「川面の朝」は、川面に差し込む朝の光のように、希望が宿っていることを表現し、日々の努力の積み重ねが如何に重要であるかを再確認させてくれます。選手たちは、この特別な想いを胸にコートに立ち、覚悟を持って次の飛躍を目指します。
活動の一環としての招待事業
さらに、岩手ビッグブルズは、福祉施設や障がい者支援団体への招待事業も展開しています。3月7日、8日に行われる信州ブレイブウォリアーズとの試合において、特に支援が必要な方々を招待します。こうした取り組みを通じて、スポーツが持つ力を地域に広め、支え合うコミュニティの形成を促進していきたいと考えています。
ヘラルボニーについて
ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」というミッションの下、障がいのある作家が描くアートを通じて新たな文化を創造し続けるクリエイティブカンパニーです。2000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、企業とのコラボレーションや国際アートアワードを通じて多岐にわたるビジネスを展開しています。今後も岩手から発信される芸術とスポーツの可能性に注目が集まります。
今後のスケジュール
特別ユニフォームは、2026年3月7日および8日の信州ブレイブウォリアーズ戦、21日および22日の熊本ヴォルターズ戦、28日および29日の横浜エクセレンス戦で着用される予定です。これらの試合を通じて、復興への強いメッセージを発信していくことを期待しています。