大学向け生成AIツール「ChatSense」が実証実験パートナーを募集
株式会社ナレッジセンスは、法人向けに開発した生成AIツール「ChatSense」の実証実験パートナーの第7次募集を開始しました。このプログラムは、大学や教育機関において生成AIの導入および活用を促進することを目指しており、多くの大学が抱える「予算が取れない」といった問題にも対応します。
「ChatSense」とは
「ChatSense」は、チャットボット技術であるChatGPTを基にした法人向けサービスです。このツールの特徴は、セキュリティを重視しつつ、企業の活動に役立つ非常に強力な機能を備えている点です。特に、生成AIを教育機関が安全に運用するためのサポートが充実しています。
無料での導入検証が可能
大学が生成AIを導入する際には、事前に試験的な運用を行うことが重要です。しかし、従来の法人向けサービスではこの試験運用を無償で行うことが難しい場合が多く、大学側の負担が大きくなりがちです。「ChatSense」のスタータープランでは、最大で10万文字程度の会話を無料で試すことができ、予算取りの前段階においても活用方法の検証が可能になるのです。このような条件は、大学にとって非常に魅力的な要素です。
セキュリティ面の配慮
また、ナレッジセンスではセキュリティを最優先事項としています。具体的には、IPアドレスによるアクセス制限、シングルサインオン(SSO)認証の対応、サービスレベルアグリーメント(SLA)による事前のコミットメントなどが行われています。これにより、教育機関においても安心して生成AIを利用できる環境を提供しています。
特別なニーズに応えるサポート
この実証実験では、大学の特有のニーズを考慮した特別なサポートが用意されています。従来のプランと異なり、定期的なミーティングや職員向けの研修を通じて、AI活用方法の理解を深めるサポートを行っています。また、導入効果を最大化するための広報活動も支援しており、大学が持つAI技術や成果を一般向けに解説するプレスリリースの作成も手伝います。
具体的な募集内容
現在、ナレッジセンスは日本の大学、高等専門学校、専門学校に属する団体を対象に実証実験パートナーを募集中です。募集の締め切りは2025年2月11日(火曜)23時59分まで。参加希望の団体は、所定のリンクから応募が可能です。
ナレッジセンスについて
ナレッジセンスは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を目指し、企業や教育機関に向けた生成AIサービスを提供しています。今後も、生成AIを活用しながら、利用者の生産性を向上させるための取り組みを進めていく予定です。
「ChatSense」および実証実験に関する詳細は、公式サイトをチェックしてみてください。これからの時代、大学におけるAIの活用は避けて通れないテーマだけに、これを機に一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。