沖縄県がスタートアップと共創する新事業創出プログラムを開催

沖縄県と全国スタートアップがつくる新しいビジネスの未来

2025年5月19日、沖縄県と株式会社eiiconが協力し、沖縄県内企業を対象とした「新規事業創出プログラム」が開催されます。このプログラムは、沖縄県内の企業と全国の先端技術やサービスを持つスタートアップのコラボレーションを促進し、革新的なビジネスやサービスを共に創出することを目的としています。

オープンイノベーションとは？

オープンイノベーションとは、企業が内部の資源だけでなく、外部のメディアや技術を結びつけて新しい価値を生み出す考え方です。これは、2003年にアメリカのヘンリー・W・チェスブロウが提唱したコンセプトであり、社会における様々な課題解決に向けた手法とも言えます。

沖縄の現状と課題

沖縄県は観光業に加えて、情報通信産業の発展に力を入れてきました。しかし、売上高や労働生産性は依然として低く、この地域独自のビジネス環境における課題を解決する必要があります。これらの背景から、オープンイノベーションを利用した新たなビジネス創出が求められています。

新たな共創の場「OKINAWA Co-Creation Lab.」

沖縄県内の企業と全国のスタートアップが連携する「OKINAWA Co-Creation Lab.」では、2024年度から新規事業創出に向けたプロジェクトが始動しています。すでに10件以上のプロジェクトが立ち上がり、参加企業は全国の先端技術を持つスタートアップとコラボレーションすることで、自社のビジネスを拡大しています。

本プログラムでは、具体的な事業共創のポイントや成功事例についてのセミナーも開催され、参加者は他の事業者とのネットワークを深める機会も得られます。