大林組が進める現場作業服リサイクルの取り組み
東京都港区に本社を構える株式会社大林組は、同社の現場作業服の大規模リサイクルを通じて、建設廃棄物の削減を目指す新しい取り組みを開始しました。このプロジェクトは、辰野株式会社や株式会社JEPLANと協力し、全国の工事事務所や事業所から現場作業服を一斉回収し、リサイクルする仕組みを整えたものです。
これまでの廃棄処理の課題
これまで、大林組の現場作業服は汚れや損傷が原因で着用できなくなると、建設廃棄物として処分されていました。この処理方法は、環境面での課題を抱えており、大量の廃棄物が発生することが問題視されていました。
効率的な回収システムの構築
今回の取り組みでは、全国123カ所の工事事務所と事業所から、約5,000着、総重量2.078トンの現場作業服を回収しました。この規模の回収は過去最大となり、大林組、JEPLAN、辰野の各社が協力して効率的かつ迅速に行われました。
リサイクルの流れ
回収された作業服はJEPLANによって処理され、新たな資源としてリサイクルされます。その後、辰野が制作した布製品が大林組に供給されます。これにより、廃棄物処理時におけるCO2の排出量削減に寄与します。具体的には、インナーシャツやクールネックタオル、書類用バッグなど、多様な製品が作られる予定です。
継続的な取り組みと未来への展望
大林組は定期的に現場作業服の回収を実施する計画を立てており、リサイクル材料を建設資材として利用することも視野に入れています。このように、廃棄物削減に向けた努力を続けることで、持続可能な社会の実現を目指しています。
さらに、大林グループは「Obayashi Sustainability Vision 2050」のビジョンに基づき、脱炭素社会の実現にも貢献すべく、積極的に行動を続けていく所存です。これらの取り組みを通じて、環境への配慮と企業の社会的責任を果たすことを目指しています。
まとめ
大林組が実施する現場作業服のリサイクルプロジェクトは、建設業界において重要な一歩となるでしょう。廃棄物を削減し、資源を有効活用することで、持続可能な社会の実現に寄与することを期待されています。今後もこの取り組みがさらなる発展を遂げ、他の企業や業界に広がることを願っています。