地域課題解決へ!「地域デザインファクトリー佐賀」の新ポスターが完成
佐賀県における地域課題の解決を目指す活動、「地域デザインファクトリー佐賀」が新たに制作したPRポスターが完成しました。この作品は、「中山間地域における農業の魅力発信」をテーマに掲げ、地元クリエイターと共に作り上げられました。特に中山間地域の農業とその魅力を広めることに貢献することを目的としています。
地元愛を引き出すデザイン
今回のプロジェクトを後援する株式会社クリエイターズマッチは、佐賀県の地域課題を解決するために様々な支援を行っています。特に「Rethink Creator PROJECT」に取り組み、地元クリエイターたちを集め、新しい視点での農業の魅力発信を目指しています。今回のポスター制作の際には、佐賀県に縁のある3名のクリエイターが参加しました。彼らはそれぞれの独自の視点や経験を活かし、地域の農業の特性や魅力を引き出しています。
ポスター制作のテーマは「中山間地域における農業の魅力発信」であり、具体的には「中」「山」「間」という言葉を用い、印象的なキャッチコピーを添えています。また、ポスターには佐賀県内で撮影された美しい風景も使用されています。これにより、一般の人々が中山間地域に負のイメージを抱かず、逆にその魅力に気づいてもらえるよう視覚的に訴求しています。
作品贈呈式と観覧情報
今回完成したポスターは、2023年12月18日(水)に佐賀県庁で行われる贈呈式でお披露目される予定です。この式では、実際に作品を制作したクリエイターたちが参加し、佐賀県の山口知事と共にその感想や意義を語ることが期待されています。
ポスターは県内の主要な駅や公共施設、さらには移住者向けイベントなどで展示される予定です。これにより、多くの人々に中山間地域の魅力を広めるチャンスが生まれます。
注目のクリエイターたち
このプロジェクトに参加したクリエイターは、岡優一さん、矢野貴昭さん、奥野裕喜さんの3名です。
- - 岡優一さんは、佐賀県鳥栖市出身のコピーライターで、地域に根ざした広告制作を手掛けています。独自の視点から地域のストーリーを伝えています。
- - 矢野貴昭さんは九州芸術工科大学を卒業後、福岡でデザイン事務所を設立。現在は佐賀市の中山間部に移住し、地域に密着した生活を送りながらデザイン活動をしています。
- - 奥野裕喜さんはクリエイティブディレクターとして、多様なメディアでの映像制作や企画に携わっています。地域への情熱を持っており、地元の課題解決に寄与されています。
Rethink Creator PROJECTの理念
「地域デザインファクトリー佐賀」におけるプロジェクトは、地域のクリエイターが集まり、地元の課題に対して創造的なアプローチで解決を目指しています。昨年から始まったこの取り組みは、すでにいくつかの地域で成果を挙げており、今後も他県でも同様の活動が広がっていくことが期待されています。また、クリエイター自身も地域活性化に関与することで、彼らの働き方も多様化しています。
今後も「地域デザインファクトリー佐賀」がどのような成果を上げていくのか、そして新しい農業の魅力がどのように発信されていくのか、注目が集まります。