BLOCKSMITHの新ウォレット
2024-08-28 11:41:22

顔認証技術を用いた新しいWeb3ウォレットの登場を予告するBLOCKSMITH

株式会社BLOCKSMITH&Co.が2024年8月8日に顔認証技術を利用したWeb3ウォレットに関する特許(第7535825号)の取得を発表しました。この特許に基づくウォレットは、2024年秋頃にリリースされる予定です。その名称は「BLOCKSMITH WALLET」で、従来の暗号資産ウォレットの利便性を一新することを目的としています。

従来の暗号資産ウォレットは、ユーザー自身が秘密鍵やシードフレーズを持ち、その管理が求められるため、紛失した場合は復元するのが非常に難しいという問題があります。この課題に応えるため、BLOCKSMITHは顔認証とMPC(マルチパーティ計算)技術を組み合わせた新たなウォレットシステムを開発しました。

このウォレットでは、秘密情報をユーザーの端末と複数のサーバーに分散させることで、情報を保護しています。万が一、端末が変更されたり紛失したりしても、サーバーに保存された情報を利用してユーザーは容易に資産にアクセスできる仕組みとなっています。この技術によってウォレット内の資産へのアクセス喪失リスクが大幅に低減され、より安全で快適な使用体験が提供されるのです。なお、この「BLOCKSMITH WALLET」はQAQAアプリの一部として提供される予定です。

特許の要点を見てみると、BLOCKSMITHが登録した特許番号第7535825号は「生体認証を用いる秘密情報分散システム」という名称で、秘密情報を外部のサーバーに安全にバックアップし、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることに特化しています。

このシステムでは、秘密情報を複数の「断片」に分割し、それらを自分の端末および外部サーバーに分散して保存します。復元する際には、一定数の断片を集める必要があるため、情報の完全性が保証されます。また、生体認証技術(例えば顔認証や指紋認証)を導入することにより、サーバーから断片を取得する際の不正アクセスが防止できるようになっています。この仕組みにより、たとえ一つのサーバーが攻撃を受けた場合でも、全ての情報が漏洩するリスクが著しく軽減され、高度なセキュリティが実現されます。

株式会社BLOCKSMITH&Co.は2022年に設立され、ブロックチェーン技術や暗号資産、NFTなどを活用したプロダクトの開発を手掛けています。顧客のニーズに応える革新的なサービスを提供することを目指しており、これからの展開にも大いに期待が寄せられています。これにより、新たな形のセキュアな資産管理手段が生まれ、ブロックチェーン業界における大きな変革が期待されているのです。興味のある方は、ぜひ株式会社BLOCKSMITH&Co.の公式サイトやSNSで最新情報をチェックしてみてください。


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会社情報

会社名
.css-zir7v7{font-size:15px;font-weight:600;line-height:1.5;color:rgba(0, 0, 0, 0.7);}株式会社BLOCKSMITH&Co.
住所
東京都港区六本木六本木ヒルズ森タワー
電話番号

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