千葉県我孫子市が子どもたちに読書の楽しさを広める移動図書館導入プロジェクト

我孫子市が子どもたちに贈る、移動図書館「めるへん号」プロジェクト

千葉県我孫子市が、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふると協力し、予約運行型の移動図書館「めるへん号」を導入することになりました。このプロジェクトは、2025年8月15日から寄付受け付けを開始し、子どもたちに読書の楽しさを伝えることを目的としています。

プロジェクトの背景と目的

我孫子市は、文学と深い関係がある地域で、21世紀の子どもたちへの贈り物として「めるへん文庫」を2001年度に設立しました。この文庫は、毎年全国の学生からオリジナルの童話や小説を募集し、入賞作品を本として刊行しています。この活動を通じて、子どもたちの創作活動を支援し、豊かな想像力を育むことを目指しています。

今回の「めるへん号」プロジェクトは、この「めるへん文庫」をさらに推進するための一環です。移動図書館が市内の各地域を巡ることで、子どもたちが本に触れる機会を増やし、読書の楽しさを体感できる環境を提供します。

プロジェクトの詳細

- 事業名: 子どもたちにもっと読書の楽しさを!ミニ移動図書館めるへん号プロジェクト
- 目標寄付額: 1,000,000円
- 受付期間: 2025年8月15日～2025年10月31日
- 事業ページ: さとふるプロジェクトページ

このプロジェクトは、寄付者が具体的な用途を選んで寄付できる「さとふるクラウドファンディング」を通じて行われます。寄付者は、寄付金の使用状況を随時確認でき、応援メッセージを送ることもできます。

地元作家のサポート

我孫子市にゆかりのある作家、古登正子さんがその活動を大いに支えてきた「めるへん文庫」は、市内の作家たちが今も活動する地域から生まれた文学への思い入れを反映しています。このプロジェクトは、これからの我孫子市を担う子どもたちが、創作に親しむ機会を持てるようにと願っています。

合作による新しい取り組み

株式会社さとふると株式会社CAMPFIREが業務提携を結び、共同での取組みを行っています。両社は、地域のクラウドファンディングプロジェクトに応じた寄付を受け付けるほか、自治体に対する企画アドバイスや記事制作支援も行っています。今回のプロジェクトも、CAMPFIREを通じた寄付が可能です。

まとめ

我孫子市の移動図書館「めるへん号」は、子どもたちに読書の楽しさを届けるとともに、地域活性化に寄与することを目指しています。移動図書館の運営に必要な資金を募るこの機会に、ぜひ多くの皆さまのご支援をいただきたく思います。私たちの未来を担う子どもたちへ、ぜひ夢と想像力を育む一助となることを心から願っています。