東和コーポレーションのマイクロフィニッシュ 25周年
株式会社東和コーポレーションは、特殊スベリ止め加工技術「マイクロフィニッシュ」を施した作業用手袋を発売してから2024年で25周年を迎えます。この記念すべき年に、同社が発売した手袋のシリーズ累計販売数が年内に2億双に達する見込みです。この数値は作業用手袋業界において極めて大きな成果であり、同社の技術力と商品の品質が多くの顧客に評価されたことの証と言えるでしょう。
マイクロフィニッシュ加工とは?
「マイクロフィニッシュ」とは、株式会社東和コーポレーションが独自に開発したスベリ止め加工技術です。従来の手袋に比べて、手袋のグリップ性能を大幅に向上させることができるこの技術により、濡れている場面でもしっかりモノを持つことが可能です。これまで1999年に発売された「ニュートワロン」が初の採用商品となり、その後も数多くの新商品が展開されています。
2024年11月には、防寒に特化した作業用手袋「ActivGrip 566 Thermo」も登場予定で、技術の進展が止むところを知りません。特に寒い季節においては、作業者にとって安心して使える商品となることでしょう。実際にマイクロフィニッシュ加工が施された800を超える商品が、1999年からこれまでに展開されています。
マイクロフィニッシュの特長
「マイクロフィニッシュ」加工には、以下の特徴があります。
1.
濡れていても滑りにくい
手袋表面に施された細かい凹みが、まるでタコの吸盤のように対象物と接触し、しっかりとグリップすることが可能です。これにより従来のゴム手袋よりも遥かに優れた滑り止め効果を発揮します。
2.
水や油の浸透を防ぐ4層構造
東和が採用している特殊の4層構造により、手袋表面に付着した水や油が内部に浸透することなく、快適に作業を行える環境が整えられています。特に、農業や土木作業など、様々な現場で重宝される技術です。
マイクロフィニッシュシリーズの人気商品
この手袋はマイクロフィニッシュ加工の先駆けで、現在でも人気を誇る商品です。天然ゴムを使用しており、引裂きに対する強さとやわらかさを兼ね備えています。
2004年から販売を開始し、10年連続で販売数1位となっているロングセラー商品です。油や突き刺しからの強さが特に評価されており、ニトリルゴムのコーティングによって耐摩耗性にも優れています。
幅広い用途で人気のマイクロフィニッシュ
この特殊スベリ止め機能を持つ手袋は、建設や土木、農業、漁業など、様々な業界で広く使用されています。滑りにくい特性は、仕事の安全性と効率を高める要因となっており、多くのユーザーから支持を受けています。
株式会社東和コーポレーションの概要
1947年に設立された東和コーポレーションは、作業用手袋の総合メーカーとして、多くの事業現場や家庭で活躍しています。今後は安全性の向上と作業効率の向上に貢献できる製品を、さらなる技術革新を通じて提供し続けるでしょう。
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