ボウリングピンがアートとして再生!
晴れた冬の日に、皆さんはどのようにクリスマスギフトを選ぶでしょうか。そんな時、玉川高島屋では特別なアート展が開催されます。タイトルは『ボウリングピン再生アート展-クリスマス編-』。この展覧会は、使用済みで廃棄が予定されていたボウリングピンをアート作品として生まれ変わらせる試みです。
イベントの概要
このイベントは12月3日から9日まで、玉川高島屋本館4階にて行われます。参加するのはアーティスト集団〈C-DEPOT〉の10名。彼らはそれぞれ独自の視点からピンに新しい命を吹き込み、全く新しいアート作品を創り上げます。そしてこれらの作品は、誰かへの特別なクリスマスギフトにぴったりです。
アート作品の魅力
参加アーティストの作品はそれぞれ異なり、まさに「世界に一つだけ」の貴重なアートが並びます。たとえば、星川あすかさんが手がけた「Happy Holidays!」は、クリスマスの雰囲気を漂わせる美しい作品です。そこにはアーティストの感性と技術が存分に活かされています。
作品についての参加アーティストは以下の通りです。
- - 青山健一「椿」
- - 金丸悠児「Holy Snow」
- - かなやまひろき「Xmas collar」
- - たかすぎるな。「そばにいます」
- - 高橋祐次「クリスマスツリー」
- - 堤あすか「silent night」
- - 堤岳彦「Snowy Pinfall」
- - 星川あすか「Happy Holidays!」
- - 山田だり「paper pierrot」
- - 山本理子「Advent」
これらの作品は、各22,000円(税込)で抽選販売されます。気になる方は、ぜひこの機会に立ち寄ってみてください。
C-DEPOTについて
アーティスト集団の〈C-DEPOT〉は、約100名のアーティストで構成されており、絵画や立体、映像、写真といった多様なジャンルで活動しています。彼らは「アート=多様性」という理念をもとに、アートと社会をつなぐ架け橋を作ることに取り組んでいます。今回のプロジェクトもその一環であり、アートを通じて使われなくなったボウリングピンの新たな可能性を啓発することを目指しています。
持続可能な資源の利用
また、ハマボール×ウェルネスラボの協力により、年間約500本のボウリングピンが破棄させられている現状が浮き彫りになっています。これらのピンは主に楓の木で作られており、資源としての価値が高いものです。このプロジェクトは、これらの材料の有効活用を考え、持続可能な形でアートに生まれ変わらせることを目的としています。
まとめ
『ボウリングピン再生アート展-クリスマス編-』は、単なるアート展を超えて、環境への配慮や社会貢献を考える機会にもなっています。アートの力で廃棄されるはずだったものが、新たな命を与えられる様子は、訪れる人々に感動を与えることでしょう。ぜひこの機会に玉川高島屋を訪れ、特別なクリスマスのひと時を楽しんでください。