アモーレパシフィック、2021年版サステナビリティレポートを発表し未来に向けた取り組みを紹介

アモーレパシフィックの2021年版サステナビリティレポート

アモーレパシフィックは、「人を美しく、世界を美しく」をモットーに、多様な取り組みを通じて持続可能な社会の実現を目指しています。その一環として、2021年版のサステナビリティレポートを公開しました。このレポートには、同社がどのように自然環境を守り、社会問題に取り組んでいるのかが詳しく説明されています。

RE100への加盟

アモーレパシフィックは、韓国のビューティーカンパニーとして初めて国際的なイニシアティブ「RE100」に加盟しました。この取り組みでは、再生可能エネルギーを用いた事業運営を推進し、2021年には国内外のすべての事業所で使用エネルギーの約18.5%を再生可能エネルギーに切り替えました。また、環境影響も考慮し、88%の新製品パッケージが再生プラスチックやFSC認証紙を使用しています。今後も、気候変動への対応を進め、カーボン排出量を削減していく方針です。

ダイバーシティとインクルージョンの推進

アモーレパシフィックでは、ダイバーシティ＆インクルージョンのある職場環境の整備にも力を入れています。製品だけでなく、アプリ「アモーレモール」などを通じてお客様とのコミュニケーションを強化し、障がい者への社会的認知を高める活動も行っています。この度発表された「ブルームワークフレンズ」のキャラクターコラボはその一環です。

また、「韓国社会福祉共同募金会」への寄付や、「ライフビューティープログラム」を通じた女性の自立支援など、多様な社会的プロジェクトも実施しています。これまでに325名の女性がこのプログラムから恩恵を受けており、社会的・経済的な支援を継続しています。

さらに、がん治療による肌の変化に悩む女性を対象としたメイクアップトレーニングプログラム「Makeup Your Life」も行い、2万人以上のがん患者にメイクのノウハウを伝授し、生活への復帰を支援しています。これらの取り組みを通じて、アモーレパシフィックは「ダイバーシティ＆インクルージョン」の重要性を広めています。

会社概要

アモーレパシフィックは、設立から75年以上の歴史を持つ韓国のビューティーカンパニーです。創業者である徐成煥さんの母が手作りした椿油の販売をきっかけに、自然からインスピレーションを得た製品開発を追求しています。現在では、SulwhasooやLANEIGE、innisfree、ETUDEなど有名ブランドを展開し、アジアや北米を中心にグローバルな展開をしています。

アモーレパシフィックのビジョンは「A MORE BEAUTIFUL WORLD」。自然の力を用いた革新を通じて、誰もが本来の美しさを見つけられる世界を目指しています。これからも持続可能な経営と社会貢献を両立させながら、美しさの可能性を広げていくことでしょう。

公式サイトのサステナビリティレポートもぜひご確認ください。アモーレパシフィックサステナビリティレポート