SBテクノロジー、新サービス「MSS for Secure Gateway」を発表
SBテクノロジー株式会社(SBT)は、2025年2月13日より、パロアルトネットワークス社のクラウド型セキュリティプラットフォーム「Prisma Access」を利用した監視サービス「MSS for Secure Gateway」の提供を開始することを発表しました。これにより、セキュリティインシデントから企業のデータを守る新たな体制が整います。
新たな監視サービスのポイント
新サービス「MSS for Secure Gateway」は、SBTの専門のセキュリティアナリストが24時間365日体制でお客様のPrisma Access環境を監視します。これにより、セキュリティアラートを確認し、迅速に状況判断を行います。万が一、影響のあるインシデントが発生した場合は、Prisma Accessを通じた通信の遮断が実施され、自社システムを様々なセキュリティ脅威から守ります。
場所にとらわれず、どこにいても高いセキュリティレベルでの接続が可能となることで、インシデントの早期発見や対処支援が実現されます。特に、コロナ後のハイブリッドワークの普及を背景に、企業は柔軟かつ安全な接続環境を求めているため、これに対応するサービスの充実が求められています。
背景と市場動向
近年多くの企業が出社とテレワークを組み合わせた方式を採用する中で、クラウドサービス利用が拡大しています。このような背景から、場所を問わず安全に接続できるニーズが高まっています。
国内のSWG市場でも、ゼロトラストへの需要が増しており、今後も市場の成長が予測されています。これを受けて、SBTはすでに2019年から提供している「MSS for Secure Gateway」にPrisma Accessを監視対象製品として加えることにしました。
サービスの詳細
「MSS for Secure Gateway」には、以下のようなサービス内容が含まれます。
- - セキュリティ監視: セキュリティインシデントの監視や対応、サンドボックス検知結果の解析(オプション)
- - オンデマンドリサーチ: 不審な情報に対する調査
- - ホワイトリスト登録代行: URLの評価と登録支援
- - 月次レポート: サービスの進捗内容を報告(オプション)
特にプロアクティブコントロール機能が重要で、インシデントが発生した際にはPrisma Accessでの解析に加えて、他のMSS監視対象製品を活用し、効果的な調査と対策を実施します。また、サンドボックス検知結果の分析や、オンデマンドリサーチによる情報収集にも対応。
コメントと今後の展望
パロアルトネットワークス社のアリイ・ヒロシ氏は、新監視サービスの開始を非常に喜ばしいと述べています。現在のビジネス環境はデジタル化が進み、ハイブリッドワークの需要が高まっています。この中で、ゼロトラスト戦略による新しいネットワークセキュリティが必要とされており、Prisma Accessはそれに貢献すると期待されています。
SBテクノロジーは今後も、クライアント企業の事業成長を支援するため、セキュリティ環境の向上に力を入れてまいります。サービスの拡充として、他のクラウドサービスの監視対象を追加する計画もあるとのことです。
この新サービスの詳細は、
こちらからご確認いただけます。