ドーガン価値伝承投資事業有限責任組合の設立
株式会社ドーガンが、九州及びせとうち地域を中心に中小企業の事業承継を支援するための新たなファンド、「ドーガン価値伝承投資事業有限責任組合」を設立しました。このファンドは、地域経済の活性化を図るとともに、持続可能な成長を目指す企業に対し、最適なソリューションを提供することを目的としています。
ファンド設立の背景
近年、地方の中小企業は様々な経済的な課題に直面しています。経済活動の正常化が進む中でも、インフレや金利の上昇、人手不足、ITやDXへの対応、さらにはカーボンニュートラルといった大きな変化に適応する必要があります。これらの課題をクリアし、持続可能な成長を実現するために、企業の生産性向上が不可欠です。このためには、経営者の高齢化問題を解決し、中長期的な視点での事業承継が非常に重要なシーンになっています。
しかし、現状では国の施策の効果もあり、後継者不在率は減少傾向にあるものの、まだ5割以上の企業が後継者不在のままです。このような背景から、ドーガンはファンド設立に至りました。
ドーガンの歴史と役割
株式会社ドーガンは2004年に設立以来、「金融の地産地消」をミッションに掲げて、九州地区を中心に多くの企業に対して投資やコンサルティングを行ってきました。企業と共に成長することを重視し、伴走型の支援スタイルを採用しています。今回のファンド設立は、これまで培ったノウハウを活かし、地域企業が事業承継の重要な局面を迎える際に、金融面と事業面からのサポートを一体的に提供することを目指しています。
ファンドの概要
- - 名称: ドーガン価値伝承投資事業有限責任組合(略称: カチデン)
- - 設立日: 令和8年8月31日
- - ファンド総額: 最大50億円
- - 存続期間: 10年間
- - 投資対象: 主に九州(沖縄県含む)・せとうち地方及びその周辺地域の中堅・中小企業
- - 主な投資形態: 株式(普通株式、種類株式)、匿名組合出資等
- - 無限責任組合員: 株式会社ドーガン
- - 有限責任組合員: 独立行政法人中小企業基盤整備機構、株式会社佐賀銀行、西日本シティ銀行、福岡ひびき信用金庫、株式会社ゆうちょ銀行、第一交通産業株式会社、株式会社地域みらいグループ、株式会社明治産業、株式会社LAホールディングス
今後の展望
ドーガンは、このファンドを通じて地域経済の活性化に貢献し、企業に関与する全てのステークホルダーに最適な形で企業価値を高める施策を実施していきます。企業の持続的な成長を見据え、ハンズオン型のサポートを行い、多様なニーズに応じた最適なソリューションを提供していく方針です。
地域経済の未来を見据えたこの取り組みは、地域の中小企業にとって新たな可能性を提供するものとなるでしょう。ドーガンは今後も地域に根ざした事業支援を続けていきます。