落語で啓発活動
2025-04-25 18:52:34

杉友寄席で特殊詐欺被害防止を落語で啓発!

第四回杉友寄席が特殊詐欺対策を啓発



2025年4月15日、東京・紀尾井ホールで「第四回杉友寄席」が行われ、大勢の観客を前に特殊詐欺防止に向けた啓発活動が展開されました。落語家である吉原朝馬特別防犯支援官および伍代夏子特別防犯支援官、さらにAKB48の伊藤百花が参加し、観客に対して特殊詐欺への対策について語りました。

特殊詐欺の実態



会場では、吉原氏と伍代氏が特殊詐欺の問題について説明し、特に令和6年に取得したデータをもとに、特殊詐欺に使用された電話番号の約6割が海外からのものであると指摘しました。このため、国内の被害を撲滅するためには、国際電話の利用を休止することが一つの効果的な手段であるといいます。

観客に向けては、「あなたに関係ないと思っている海外からの電話が、特殊詐欺に利用される可能性が高いのです。この機会に国際電話の利用停止を申請してほしい」と直接呼びかけました。そして、実際にその場で申請書への記入も促され、観客の意識を一層高めることに成功しました。

出席者からのメッセージ



伊藤百花氏は、自身が落語を愛好し寄席に足を運ぶ者として、「初めての杉友寄席で特殊詐欺防止の活動ができたことを嬉しく思います」と感想を述べ、今後もこのような啓発活動を広めていく意欲を示しました。

伍代氏も、観客に対して「笑いを交えながらも重要なメッセージを伝えることができ、参加者にとっても身近な問題として捉えられたと思います」と話し、啓発活動の重要性を強調しました。

吉原氏は、「支援官として落語を通じて啓発活動をしていくことで、やがては観客の良き理解者となれることを目指しています」と述べ、地域の防犯意識向上に尽力する意志を伝えました。

杉監からの締めの言葉



最期に、杉良太郎特別防犯対策監は経緯を説明しつつ、杉友寄席が単なる寄席から特殊詐欺対策啓発の場へと進化していることを述べました。特に海外からの電話による詐欺の手口は巧妙であり、危機感を持って国際電話の利用を停止することを訴えかけました。

杉友寄席の目的は、楽しい落語を通じて地域の安全に寄与することであり、これからも継続的に啓発活動を推進していく意向を示しました。

特殊詐欺対策のための申請方法



国際電話の利用休止申請は、以下のリンクから行えます。

皆さんも、特殊詐欺の手口を知り、早めの対策を心掛けてください。私たちの周りにも、いつでも被害者が出る可能性があります。ぜひ、周囲の知人や家族にもこの情報を共有し、共に防犯意識を高めていきましょう。


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会社名
「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」プロジェクトチーム
住所
東京都千代田区霞が関2丁目1番2号
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