なかよし学園、国連ACUNS学術会議に正式採択
特定非営利活動法人「なかよし学園プロジェクト」は、2026年7月1日から3日までポルトガル・リスボンのUniversidade NOVA de Lisboaで開催される「2026 ACUNS Annual Meeting」において、代表の中村雄一が提案した発表内容 "CoRe Loop Micro-Multilateralism"が正式に採択されたことを報告します。
この会議は、国連システムに関する国際的な学術会議であり、全体テーマは「Multilateralism Under Challenge and the Future of the Pact」です。この中で中村の発表はPanels/Round Tables 11に位置づけられ、彼による国際的な視点での教育実践が評価されました。
なかよし学園代表・中村雄一の受賞スケジュール
今回は、中村がこのテーマに関連する論文を今年の初めに提出した結果、2024年、2025年に続き、三度目の採択が実現しました。なかよし学園では、今後の発表に向けての準備を進めていきます。
発表の主旨
中村の発表内容は、教育現場で育成される多国間主義の重要性について触れ、「多国間主義は教室で育つ」との視点で展開されます。国際秩序が揺らぐ現在、制度改革だけでは不十分で、公共への信頼や他者への共感、そして参加への責任感を如何に育てるかが問われていることが強調されます。
なかよし学園は、教室の役割を「知識を学ぶ場」から「社会の課題に直面し、行動に移す場」と捉えています。中村はこのような実践を通して、未来の多国間主義を支える基盤を構築する意義を訴えます。
CoRe Loopの概念
CoRe Loopは、なかよし学園が展開するモデルで、学びを知識から行動に移すための循環システムを示しています。このモデルは、海外の様々な現場とのつながりを通じて、次のような流れが形成されます。
1.
Create(創造): 学習者自身がアイディアを考え、教材やアクションを制作する。
2.
Connect(つなぐ): 制作されたものが海外の学校や支援先に届けられ、実際に活用される。
3.
Return(帰還): 現場からのフィードバックにより、実施した内容の効果や反応が学習者に戻る。
4.
Redesign(再設計): 学習者が得た情報を基に次のステップを考える。
この一連の流れを通じて、国際理解教育は「知って終わり」にならず、実践的な学びへと進化していきます。
期待される効果
CoRe Loopは自己効力感を育むことを目指しています。学習者は自身の行動や制作物が他者の助けになり得ることを実感し、国際的な問題に対する理解を深めていきます。このプロセスは、将来の国際協力や平和構築への参加を促進する基盤になるでしょう。
発表の重要性
中村は、今回の発表を通じて多国間主義の再構築が、国際機関だけでなく教育現場や市民社会からも可能であるということを示したいと考えています。なかよし学園の取り組みが世界の教育に新たな視点を与える機会として、国際会議の場で発信されます。
まとめ
国際的な枠組みの中で、なかよし学園が進める教育実践がどのように国際秩序の再構築に寄与するのか、リスボンでの発表が期待されます。中村は、「教室から始まる小さな多国間協働」が、確実に未来の平和構築に向けた一助となることを信じています。私たちは、教育を通じて世界をよりよい場所にするための挑戦を続けていきます。