世界の再生医療が集結!第1回徳洲会国際シンポジウムin鎌倉
2025年12月12日、神奈川県の湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)にて、「第1回徳洲会国際再生医療シンポジウムin鎌倉」が開催されます。このシンポジウムは、再生医療分野の最新の研究や臨床応用についての情報が交換される貴重な場です。
シンポジウムの概要
主催である一般社団法人徳洲会の会長を務める浅原孝之氏(湘南鎌倉総合病院・湘南先端医学研究所副所長兼再生医療開発研究部長)は、シンポジウムのテーマとして「The Evolving Frontier of Regenerative Medicine(再生医療の最先端研究)」を掲げ、国内外の医師や研究者を招いてディスカッションを行います。再生医療に従事する専門家たちが一堂に会し、知見を共有したり、研究開発を促進することが期待されています。
このシンポジウムは、現地参加とオンライン参加のハイブリッド形式で行われるため、医療従事者だけでなく学生など、幅広い参加者を受け入れることが可能です。
プログラムの内容
セッション1「これからの再生医療」
初日は、再生医療の未来に関するセッションが行われます。iPS細胞を用いた変形性膝関節症および心不全治療の臨床試験の結果が報告され、細胞外小胞(エクソソーム)に関する最新の研究も共有される予定です。
セッション2「世界の血管再生」
次に、浅原会長が登壇し、自身の長年にわたる血管再生の研究背景や今後の展望について解説します。これにより、他の発表者の研究成果の位置づけが明確になり、参加者の理解が深まるでしょう。
セッション3「アジア細胞治療の現在」
2日目にはアジア圏で発展を遂げている細胞治療の現状が報告され、がん免疫細胞療法や軟骨・心筋再生など、アジア各国のトップランナーがそれぞれの取り組みを述べます。
セッション4「血管再生の現在」
さらに、湘南鎌倉総合病院の副院長である大竹剛靖氏が登壇し、CD34陽性細胞を用いた腎臓病治療の成果を紹介します。また、国内外から参加する研究者が互いに情報を共有し、「同じ治療法を個別に進めるのではなく、連携して開発を進めるべき」という浅原会長のメッセージも強調されます。
セッション5「パネルディスカッション」
最終セッションでは、浅原会長を含む世界的な再生医療のオピニオンリーダーが登壇し、血管再生細胞の生物学的概念の統一を目指した議論が行われます。浅原会長は「このような機会は世界でも類を見ない」とアピールし、シンポジウムの重要性を強調しています。
参加方法
本シンポジウムへの参加は、現地またはオンラインで可能です。興味のある方は、公式ウェブサイトから参加申し込みを行ってください。感染症対策のため、事前の登録が必要です。
公式サイトはこちらから。
再生医療の未来を語る貴重な機会を見逃さないでください。