福祉の未来を体験！国際こども・福祉カレッジの学生たちの学び

体験型学習の重要性

ＮＳＧグループの一員である国際こども・福祉カレッジで学ぶ介護福祉学科の学生たちは、福祉の現場を理解するために、7月30日に愛宕福祉会「あたごの杜大山台」を訪問しました。この施設は、きめ細やかな福祉サービスを提供する複合型の施設で、デイサービスや特別養護老人ホームといった多様なサービスを展開しています。学生たちは、見学とともに福祉機器の実際の操作体験を通じて、福祉の現場のリアルを学びました。

施設の特色や魅力

「あたごの杜大山台」では、デイサービスセンターや特別養護老人ホームなど複数のサービスが一つの敷地に集結し、それぞれが特徴的なサービスを展開しています。学生たちは、特にデイサービスセンターでのアクティビティが印象に残ったようです。このセンターには防音カラオケルームや麻雀、さらには「大人の学校」のような認知症予防プログラムがあります。学生たちは、利用者が楽しむ姿を見て、デイサービスセンターが「楽しむための場所」であることを再認識しました。

特別養護老人ホームでの経験

特別養護老人ホームでは、「天井走行リフト」や「起立型リフト」を操作する機会があり、学生たちはこれらが介護現場でどのように役立つのかを理解しました。リフトを使用することで、要介護者がより快適に移動できる点に学生たちは感心し、職員の方からの操作方法の説明を聞きながら、実際に乗り降りする体験を通じて実感を深めました。「揺れも少なく安心して利用できた」との声もありました。

職員との交流から得た知識

今回の見学では、施設の職員から「利用者様が楽しんでいる姿を見ると、こちらも嬉しくなる」との話も耳にしました。福祉機器は利用者様だけでなく、職員にとっても快適な介護を実現する重要なツールであることが、学生たちにとって学びとなりました。彼らは、「より安全な介護を実現したい」との強い思いを持つようになり、福祉の仕事の未来を考える重要な機会となったのです。