株式会社Pacific Metaとデジタルアセットマーケッツが業務提携を発表

業務提携の発表

株式会社Pacific Meta（本社：東京都港区、代表取締役：岩崎翔太）と株式会社デジタルアセットマーケッツ（本社：東京都千代田区、代表取締役：西本一也）は、企業におけるデジタルアセット活用の支援を目的とした業務提携契約を締結しました。この提携により、両社は、実物資産をトークン化するRWA（Real World Assets）トークンやセキュリティトークンを含むデジタルアセットの流通ネットワークを構築し、企業向けの堅牢な管理基盤を提供することを目指します。

提携の背景

近年、デジタル資産を活用したビジネスは、ブロックチェーン技術の進化によってその透明性や流動性が高まり、企業の新たな資金調達手段やビジネス機会の創出、さらには既存ビジネスの変革に貢献できる可能性を秘めています。国内でも金融機関やコンテンツ企業、小売業など多様な業界でデジタル資産への関心が高まっています。たとえば、RWAの市場規模は2030年には約16兆ドルに達する予測があり、これにより資産の小口化による流動性向上や新たな投資機会の創出が期待されています。さらに、セキュリティトークン市場も成長を続け、2030年には世界市場が約250億ドルに達すると見込まれています。

一方で、デジタルアセットの管理や流通におけるセキュリティ確保は企業にとって喫緊の課題であり、堅牢なデータ保護や管理体制の構築が求められています。このような状況の中、Pacific MetaはWeb3領域における豊富な知見を活かし、国内外のプロジェクトを支援してきました。デジタルアセットマーケッツは、多様な企業に対し、デジタルアセットのサービス構想からプロダクト開発までを包括的に支援してきた実績があります。

提携によって強化される支援内容

1. ブロックチェーンを活用したデジタルアセットのユースケース開発

両社は協力し、企業がデジタルアセットを導入する際の新たなビジネスチャンスを探索し、具体的な事業企画の実行に向けたユースケースの共同開発を進めます。特にRWAトークンやセキュリティトークンなど多様なデジタルアセットの特性を活かし、企業の課題解決や新ビジネスモデル創出につなげることを目指します。デジタルアセットマーケッツのバックエンド技術とPacific Metaのフロントエンド開発ノウハウを組み合わせることで、包括的なサービス開発支援も行います。

2. デジタルアセットに関する共同プロモーション

両社はデジタルアセットの普及啓発に努め、最新情報や事例を発信して企業の理解を深め、市場全体の活性化に貢献します。

将来の展望

本提携を通じて、両社は企業がデジタルアセットを活用しながら持続的成長を遂げるために、強力にサポートしていく所存です。今後、企業価値向上に寄与する新たな協業領域を積極的に開拓していく方針です。

デジタルアセットの活用が進む中、Pacific Metaとデジタルアセットマーケッツは、企業がデジタル資産を戦略的に利用し、新たな価値を生み出すために必要な支援を行っていきます。今後の両社の取り組みにぜひご期待ください。