自然の力を香りに込めた「ル セルドゥ イッセイ オードパルファム」
イッセイ ミヤケの新フレグランス「ル セルドゥ イッセイ オードパルファム」が、2025年9月1日(月)に直営店で先行発売され、9月3日(水)には全国での販売が始まります。この香水は、30年以上前に三宅一生が自然からインスパイアを受けて製作した「ロードゥ イッセイ プールオム」と同様に、大自然の恵みを香りで表現した作品です。
「ル セルドゥ イッセイ」は、2024年に発表された「ル セルドゥ イッセイ オードトワレ」に引き続いて登場し、より深く豊かな香りへと進化を遂げました。特徴的な「塩」をテーマにしたこの香りは、単なる香水にとどまらず、感情や経験、感覚を呼び起こすようなパワフルな印象を与えます。
香りの源流
「ル セルドゥ イッセイ オードパルファム」は、海と大地の対話を反映した香りで、ジボダン社の調香師カンタン・ビシュの手によって創り出されました。彼は、自然の美しさやコントラストを大切にする感性を持ち合わせています。海を感じさせるノートには、マリン シーウィードやオークモスが使われ、あらゆる自然のパワーを詰め込みました。一方、大地を表現するためには、インセンスやドライアンバー、バーニングウッドを組み合わせ、香りに深みをもたせています。
官能的な香りのバランス
カンタン・ビシュはこのフレグランスに対し、"香りは主張すべきものである"と語ります。イッセイ ミヤケの香水はその印象が長く残るのが特徴で、「ル セルドゥ イッセイ オードパルファム」も、生命感とエネルギーを感じられる香りです。温かなウッドの香りと塩の爽快さが調和し、決して薄れない印象を与えます。
目を引くボトルデザイン
ボトルデザインは、日本のアーティスト吉岡徳仁が手がけています。彼のデザインは、香水の強いエネルギーを反映したものです。新しいボトルは、グレーのグラデーションを持ち、柔らかなラインと光の透過性が特徴です。これにより、自由を意識させるルックスが生まれています。
環境への配慮
「ル セルドゥ イッセイ オードパルファム」は、ヴィーガン認証を得ており、94%が天然由来成分から構成されています。ボトルはリサイクルグラスを20%使用し、環境への配慮も忘れません。また、パッケージには10%のリサイクルされた天然由来シーウィードを含んでいます。50mLと100mLのボトルはレフィラブル構造で、エコフレンドリーなアプローチが採用されています。
終わりに
「ル セルドゥ イッセイ オードパルファム」は、大自然の力強さを感じることができる香水です。リリースを楽しみにしつつ、香りの背後に秘められた物語やデザインの美学にも触れたくなります。自然の恵みを大切にしながら、日常に彩を添えてくれる一品になるでしょう。