将棋界の若き才能が集う「第15期加古川青流戦」
将棋ファン必見のイベント、今年も「第15期加古川青流戦」が幕を開けます。この大会は、若手棋士にとっての重要な登竜門として、2011年からスタートしました。今年で15回目を迎えるこの戦いでは、兵庫県加古川市が主催し、将棋界の未来を担う若者たちが熱い戦いを繰り広げます。
開幕戦がついに到来
5月17日(土)には、加古川まちづくりセンターで開幕戦が行われます。この日、デビュー戦となる炭﨑俊毅四段(16歳)と、印象的な実績を持つ山下数毅三段(同じく16歳)が対戦します。炭﨑四段は加古川市在住のプロ棋士であり、井上慶太九段の門下生です。一方、山下三段は第37期竜王戦でプロ以外の出場者として初の5組優勝を果たした実力者です。
開幕戦では、以下の対局が行われます。
炭﨑俊毅四段 vs 山下数毅三段
徳田拳士四段 vs 齊藤裕也四段
徳田四段は、第12期加古川青流戦の優勝者でもあり、注目が集まります。
将棋の町「加古川」
加古川市は、プロ棋士が7名も活躍している「棋士のまち」として知られています。この大会を通じて、市の魅力を発信し、将棋界を盛り上げることを目的としています。これまで多くの若手棋士がこの舞台から名を馳せてきました。
会場では、井上慶太九段、菅井竜也八段、今泉健司五段による大盤解説会も実施され、入場無料で参加できるため、将棋に興味のある方はぜひ足を運んでみてください。来場者には抽選でプレゼントも用意されています。
決勝戦も見逃せない
決勝戦は10月12日(日)、13日(月・祝)に古刹「刀田山鶴林寺」で開催されます。トーナメント表には合計40名の参加者が名を連ね、熱い戦いが期待されます。
この大会を通じて、将棋の魅力がどのように広がっていくのか、楽しみです。登竜門となるこの機会をぜひ見逃さないようにしましょう。加古川市に集結した若手棋士たちの真剣勝負を楽しみにしています。