衛星データとAIを活用した遊休農地判定の実証実験が始まる
株式会社スペースシフトは、山梨県の「第9期TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」に採択され、北杜市農業委員会と連携して「衛星データとAIを利用した遊休農地判定の実証実験」を実施することを発表しました。この取り組みは、農地の高効率管理を目指すものです。
実証実験の概要
このプロジェクトでは、スペースシフトが開発したAI解析技術「遊休農地探索AI」を使用し、北杜市の果樹園や中山間地域にて、遊休農地や荒廃農地の自動検出を行います。これにより、農地の管理が効率化され、自治体の運営へも寄与することが期待されています。実証実験は、2025年12月5日(金)に行われます。
高精度な自動検出の利点
スペースシフトの衛星データ解析技術を活用することで、農地の荒廃状況が高精度に把握できるようになります。この分析により、放棄された農地の状況を素早く確認することが可能になり、効率的な農地管理が実現します。また、リモートセンシング技術を駆使することで、従来の現地調査の手間が省かれ、調査時の危険を伴う生物との遭遇リスクを軽減することも見込まれています。
メディア公開イベントについて
この実証実験の様子は、山梨県の協力を得てメディア向けに公開されます。公開イベントでは、AI解析結果の紹介や現地調査、関係者へのインタビューを行う予定です。参加希望者は、事前に申し込みが必要です。
イベント詳細
- - 日時: 2025年12月5日(金)13:00〜14:00(受付12:45)
- - 場所: おいしい学校周辺(北杜市須玉町下津金3058)
- - 内容: AI解析結果の紹介、現地照合調査、関係者インタビュー他
- - 主催: 山梨県 新価値・地域創造推進局
- - 協力: 北杜市農業委員会
お申し込み方法
取材を希望される方は、以下のURLまたはQRコードから事前に申し込む必要があります。申し込み期限は2025年12月4日(木)15:00までです。
スペースシフトの会社概要
株式会社スペースシフトは、東京都千代田区に本社を置く企業で、2009年に設立されました。代表取締役は金本成生氏で、資本金は678,329,051円です。同社は、衛星データを駆使したさまざまな解析技術を展開しており、今後も環境問題や農業の効率化に寄与する研究開発を続けていく予定です。
お問い合わせ先
本件に関する詳細や取材依頼は、以下の連絡先までお問い合わせください。
担当:糸井・津田谷
E-mail:
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